坂本悠真君 アンカーで優勝に貢献 ライフセービング全国大会
「全日本ジュニアユースマスターズライフセービング・プール競技選手権大会2024」が1月25日、26日に静岡県富士水泳場で開催され、茅ヶ崎市柳島在住の小学3年生坂本悠真君が湘南ひらつかライフセービングクラブのメンバーとしてU―10クラスのレスキューチューブリレーに出場し、優勝した。
同大会は水難事故の救助技術を競うもので、ジュニア、ユース、マスターズに合わせて300人以上がエントリーした。坂本君が出場したレスキューチューブリレーは4人1組となり、救助用の浮具をバトン代わりに、1人50mを泳いでそのタイムを競う。アンカーで出場した坂本君は2位でバトンを受け取ると、泳ぎ出しからすぐに逆転。後半は他の2チームに追いつかれそうになる場面もあったが、最後は粘り強さを発揮し1秒差で優勝を勝ち取った。バトンを受け取るまでは緊張していたというが「絶対に1位を獲ると思いながら泳いでいた」という。「初めて優勝できてうれしかった。今度は個人で他の種目でも優勝したい」と意気込んだ。