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1人目とも2人目とも違う、【3人目出産体験記】

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、赤ちゃんを持つ母が彼は口


3人の子どもを育てながら、ライターや校閲の仕事をしている【うずマキコ】です。3人目となる次男は、34歳で出産しました。長女が幼稚園の年長、長男が年少の時です。「もう1人、子どもがいたらどんな生活になるだろう」そう思っていたころの妊娠でした。

体重増加に悩み、前駆陣痛に惑わされた妊娠中


妊娠中は、味覚の変化と胃のムカつきから食事は偏食気味、飲み物は唯一おいしく感じた牛乳ばかりを飲んでいました。それが良くなかったのか、体重増加が止まらず、健診に行くたびに先生に注意を受け続けました。

それ以外は特に問題もない妊婦生活でしたが、予定日前は前駆陣痛が3度もあり、そのたびに入院! 家族は本当にやきもきしたようでした。

さすがに、4度目はズシンとくる重い陣痛で、「これは違う!」と確信し、ようやく出産に向けての陣痛となりました。

母「立ち会い」のおかげで、落ち着いて臨んだ出産


次男の出産は、思いがけず母が立ち会ってくれました。夜遅くの入院だったので、母に付き添ってもらい、夜を過ごしました。いざ出産となったとき、まさか母が立ち会えるとは夢にも思っていなかったのですが、助産師さんが「お母さんもどうぞ」と分娩室に案内してくれたのです。

母がそばにいるのは心強く、陣痛の合間におしゃべりをしながら、とてもリラックスできました。つらいとき、誰かと話ができて気をそらせるのは救われます。前駆陣痛で何度も「いよいよか」と思わされた末、やっとはじまった出産。分娩台に上がってからさほど時間が掛からず、すんなり生まれてきてくれたこと、また母が立ち会うというサプライズがつくタイミングで生まれてきてくれた次男には感謝です。

心の準備が必要ですが、不安になりがちな陣痛中や出産は、可能であれば家族の付き添いや立ち会いがあると、落ち着いていられるものだとあらためて実感しました。

姉兄は子守りの即戦力⁉ 子ども3人の様子が癒し


生まれたばかりの赤ちゃん。3人目となっても、「母乳は足りているの?」、「これで間違ってない?」と、不安をぬぐえない入院生活でした。

それでも、母子ともに特に異常もなく、無事に退院。自宅ですぐに日常生活が始まりました。母にはしばらく滞在してもらい、手伝ってもらいましたが、上の子2人の幼稚園があったので、次男中心の生活とはいきません。お弁当作りやバスの送り迎えと時間を意識しての行動に少し苦労しました。

妊娠中「子どもが増えるとそのぶん世話が大変になるだろう」と思っていました。実際に3人の子育ては慣れるまで大変でしたが、日にちが経つごとに変化が。ほどよく年齢が離れていることもあるでしょう。ちょっとしたことなら、上の子が手伝ってくれるのです。そんな様子に日々癒され、心に余裕が生まれていきました。

3人目の次男は、妊娠40週、身長50㎝、体重は2910gで誕生しました。妊娠中は、体重増加との闘いと長男を連れての行動に苦労。そして出産前は前駆陣痛に惑わされましたが、スルッと生まれてきてのご対面では、「3人とも同じ顔で生まれてきた」と、妙な安堵感がありました。
日常生活はのんびりとはいきませんでしたが、上の子2人がよく面倒を見てくれたのもあって、細かいことは覚えていません。3人が仲良くしている様子ばかり思い出されます。

[うずマキコ*プロフィール]
子どもは専門学生、高校生、中学生の3人です。出産は遠い昔のこととなりましたが、三者三様、妊娠から出産までそれぞれ違いました。子どもたちの誕生日が来るたびに、出産の日のことを思い出し、誕生日をお祝いできることを幸せに感じます。

※この記事は個人の体験記です。記事に掲載の画像はイメージです。

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