【横浜市都筑区】ジモティースポット 都筑区内に初オープン 官民連携で「再利用」促進
地域の情報サイト「ジモティー」を運営する株式会社ジモティーは、横浜市と締結したリユースに関する協定に基づき8月20日、都筑区川和町に「ジモティースポット横浜中山店」をオープンした。官民連携型のリユース拠点として市内では3店舗目、区内では初めて。
横浜市は民間のリユース事業者と協定を締び、広報を協力することで粗大ごみとして捨てられていた不要品のリユース(再利用)を促進している。ジモティーとは2023年2月に協定を締結。協定に応じ、同社は地域住民が不用品を持ち込んだり、購入したりできる拠点「ジモティースポット」を開設。今年2月に瀬谷区、5月に南区にオープンさせており、川和町の横浜中山店は市内3店舗目となる。
1日約1トン減
同スポットでは、まだ使える不要品を無料で引き取る。持ち込みは何点でも可能。予約不要なのですぐに引き渡しができ、粗大ごみを処分する際に必要な手数料も不要となる。集まった品は情報サイト「ジモティー」で確認できる。サイトにアップされた品は購入可能で、中には無料で譲受できるものもある。
同社によると、市内1号店の瀬谷店に持ち込まれた不要品の重量から換算し、オープンから3カ月半で約100トンのごみ減量につながったと算出している。同社広報グループの木下大地さんは「他の2店舗を利用した住民の方からは『ごみとして捨てるのは忍びなかったので助かった』、『安く子ども用品が手に入った』など喜びの声をいただいている」と話した。
なおリユースが前提のため、持ち込む前に清掃などが必要。破損品や解体品、使用目的の利用ができないものなどは持ち込めない。またリサイクル家電4品目や組み立て時に3辺の長さが180cm以上になる家具などは対象外となっている。持ち込みの可否については同社サイトで確認を。
ジモティー横浜中山店は都筑区川和町846の3。問合せは【携帯電話】070・8826・6613。
 
                 
      