<清水エスパルス鹿児島キャンプ>新加入のMF小塚和季、抜群のテクニック「2人で同じ絵を描ける」乾との技巧派コンビ誕生か!?
J1清水、27日に済州ユナイテッドと練習試合
今季韓国2部のソウルイーランドFCから清水エスパルスに加入した小塚和季選手。抜群の技術ですでに練習試合でも得点に絡んでいます。1月27日には韓国1部の済州ユナイテッドとの練習試合を控え、「強度の高いチーム相手に、いい守備からゴールを目指したい」と意気込みます。
同じく卓越したテクニックが武器の乾貴士選手とは「同じ絵を描ける。2人だけのタイミングでサッカーができる」と“共演”に自信を見せました。
一問一答
―キャンプ中、ハードなメニューが続いている。
「ここまで基本的にフィジカル系中心だった。ここからゲーム形式が増えてくる。チームとして得点を多く取るための準備をやっていかないといけない」
―今はトップ下が多いが、ボランチもできる。
「ボランチはボランチで楽しさもあるし、僕の良さも出る。ただチーム状況も踏まえて与えられたポジションで結果を残すという部分は気持ちを強く持ってやりたい」
―27日の練習試合は韓国のチームが相手。
「過去に対戦したこともあり、同じチームだった選手も何人かいる。韓国のチームはどこも体をぶつけるプレーが多い。削りに来るというイメージかもしれないが、向こうではそれが普通。けがをしないようにしつつ、ビビらないで向かう姿勢が大切」
―確認したいことは。
「どこで出るか分からないが、得点にこだわりながら、味方に得点させるプレーも必要だと思う。あとは監督がずっと言っている前線からのプレス。前の選手がしっかりスイッチを入れていい守備からゴールを目指したい」
―強度の高さはJ1を戦う上で生きてくる。
「相手もすごく走るチーム。僕らも走っているのでそこで負けないようにしたい。前線の選手が90分間やり続けるのは難しい時代。ベンチ入りの人数も増えるので、前線の選手は出ている時間内でどれだけ出し切れるかが大事になってくる」
―乾貴士選手も同じく高い技術を持っている。
「年下の自分がいうのはあれだが、すごくやりやすい。同じ絵を描ける。やりたいことを簡単に実行できる選手。どうしたいとか、この次どう考えているとかも分かるだろうし、動き出したらボールが出てくる。2人だけのタイミングでサッカーができる」
―チーム内の雰囲気は。
「非常にいい雰囲気。やるときはやれている。J1仕様に向けて練習での声かけや厳しさを求めるところは求めたい。そういう役だとも思っているので、締めるとこは締めたい」