小涌園に開成町つるし雛 70周年で連携企画
町制施行70周年を迎えている開成町は、藤田観光株式会社とコラボし、同社が運営する箱根ホテル小涌園(箱根町二ノ平)4階ロビーの入口付近で、瀬戸屋敷ひなまつりで飾る「つるし雛」を展示している。
開成町の町政施行と同じ1955年に会社を設立した藤田観光株式会社とは、50周年時にコラボ企画を提案し、記念植樹などを実施。60周年の時も、同社が運営するユネッサンにあじさい鑑賞風呂や町のPRブースを設けるなど連携した企画を行ってきた。
瀬戸屋敷ひなまつりの特設コーナーは、70周年コラボ企画として行われる第一弾。展示されているつるし雛は、開成町婦人会が制作している。期間は2月15日(土)から3月3日(月)まで。開成町の担当者によると、今後、人気のランチビュッフェに開成町の特産品を使用した料理の提供や町民優待なども検討されているという。
箱根ホテル小涌園の神野天洋チーフマネージャーは「開成町からこうした話をいただけたことはうれしいこと。一緒に西湘地域を盛り上げていければ」と話した。