富山に新たな本格インド料理の店!スパイス香る現地の味を完全再現のビリヤニ専門店【Zabardast 富山 produced by Jonny's Biriyani】
2024年7月にオープンした「GURUNAVI FOODHALL WYE 富山」。飲食店の情報サイト「ぐるなび」がプロデュースするフードホールで、北陸や富山ならではの特色あるメニューを味わうことができます。
▽「GURUNAVI FOODHALL WYE 富山」の記事はこちら
そのフードホールに出店する6店舗の中で、少し変わったグルメを味わうことができるのが、「Zabardast 富山 produced by Jonny's Biriyani(ザバルダストトヤマ プロデュースド バイ ジョニーズビリヤニ)」。
石川県野々市市にある人気店で、2024年6月には東京・神田にも支店をオープンした「ジョニーのビリヤニ」がプロデュースするビリヤニ専門店です。
世界3大炊き込みごはん“ビリヤニ”って?
ビリヤニ専門店とは言っても、そもそも「ビリヤニって何?」という人もいるかもしれませんね。
ビリヤニとは、インドやその周辺地域で食べられている米料理で、簡単に言うとカレーの炊き込みごはん。スペインのパエリヤ、日本の松茸ごはんと並んで、世界の3大炊き込みごはんと言われることもある名物料理です。
とはいえ、日本の炊き込みごはんとは使われる食材や作り方は大きく異なります。また、カレーライスやドライカレー、カレー味のチャーハンとも異なります。
その大きな理由が、使っているお米。粒が長く香りが高いインディカ米の「バスマティライス」を使うのが特徴です。
スパイスと塩入れて1度茹でたバスマティライスをカレーの上に載せ、層を作って炊き上げます。スパイスの香りやソースの旨みが米に移り、スパイスカレーとはまったく違うおいしさを楽しめます。
現地で学んだレシピや製法を完全再現! 本格ビリヤニ
でも、どうしてカレーでもインド料理の店でもなく、ビリヤニの専門店なのか、気になりますよね?
日本では珍しいビリヤニの専門店
実は、「ジョニーのビリヤニ」の店主も、最初は“日本にはない、おいしいカレー”を求めて学生時代にインドやパキスタンを旅したんだとか。ところが、現地でビリヤニに出会って一気に開眼。その虜になって、日本でビリヤニの専門店を始めたのです。
というわけで、「ジョニーのビリヤニ」や「Zabardast 富山」では、本場のレシピや製法を忠実に再現して、本格的なビリヤニを提供しています。
他のカレー店やインド料理店などでもなかなか見ることができないのが、カレーと米を一緒に炊く鍋。わざわざパキスタンから取り寄せた鍋で、上の部分が狭まった独特の形状をしているのが特徴です。
この鍋を使うことでカレーの蒸気が鍋全体にまわり、カレーと直接触れていない米にも風味がしっかりと移るんだとか。
カレーのスパイスももちろん独自に配合していて、着色料や香料は一切使っていません。米やスパイス本来の香りや色を楽しむことができます。
ランチは2種ーーチキンとマトン
ランチで提供されているビリヤニはチキンとマトンの2種類。
店のオススメは、他ではなかなか食べることのできないマトンのビリヤニです。
骨付きのマトンがゴロゴロ入ったビリヤニの上に香ばしいフライドオニオン、横にはライタと呼ばれるヨーグルトソース、レモン、スライスオニオン、パクチーと、付け合わせがたっぷりあります。
はじめに全体を混ぜてしまわず、食べながら少しずつ付け合わせとの組み合わせを楽しむのがいいんだそう。
ビリヤニはピリッとスパイスを感じる辛さで、パラパラのバスマティライスはほどよく弾力のある食感が楽しめます。食べるところによって味の濃度が違ったり、付け合わせで風味や食感を変えられたりと、最後まで飽きずに食べることができます。
「カレーと比べてサラサラ食べやすいです。初めての方にもぜひ食べてもらいたい」(店主)
夜はスパイスたっぷりの創作料理とお酒を提供
「Zabardast 富山」では、夜は富山の食材などを使ったスパイスの創作料理とお酒を楽しむことができます。
ビールやハイボールだけでなく、日本酒やワインにも合うように考えられた料理は、ビリヤニに比べてスパイスや塩味が効いていて、お酒が進みそうな味わいです。
【Zabardast 富山 produced by Jonny's Biriyani】
住所 富山県富山市牛島町9-5Dタワー富山 1F
営業時間 ランチ 11:00~15:00(L.O. 14:30)
ディナー 17:00~22:00(L.O. 21:30)
定休日 月曜