Yahoo! JAPAN

J1清水エスパルスの新外国人コンビが練習試合でそろって2得点!強烈なインパクト残したFWアフメドフとMFカピシャーバ

アットエス

J1清水が愛知東邦大に8−0

清水に加入したアフメドフ(左)とカピシャーバ


清水エスパルスは愛知東邦大と練習試合(45分2本)を行い、8−0で勝利しました。ブルガリア代表FWアフメド・アフメドフとMFカピシャーバが2得点ずつ挙げるなど新戦力がアピールしました。チームはオフを挟み、23日から鹿児島市でのキャンプに臨みます。

 1本目、小竹が先制点

先制点を決める小竹


1本目は2−0。MF小塚のスルーパスを受けたMF小竹が右足で冷静に流し込んで先制。オーバーラップしたDF高木のクロスを練習生が合わせて2点目を奪いました。

昨季はCBや左SBでの出場が多く、今季右SBに挑戦している高木は試合を振り返り、「練習生がうまく合わせてくれた。上下動の運動量や球際の強さに加えて、クロスの精度など攻撃面をもっと強化しないといけない」と課題を語りました。

“ハット未遂”のアフメドフ 

移籍後初得点となるPKを決めるアフメドフ


2本目は6−0のゴールラッシュ。開始直後にMF宇野がファウルを受けて獲得したPKを、移籍後初実戦となったアフメドフが決めました。2点目はショートコーナーから。MF松崎のクロスをファーサイドでDF蓮川が折り返したボールを、アフメドフが押し込んでゴールネットを揺らしました。

 コンディション調整のため、15分間のみの出場となったアフメドフ。大学生相手とはいえ、“ハットトリック未遂”となる決定機もつくるなど強烈なインパクトを残しました。PKはMF乾から譲ってもらったといい、「みんな優しくてまじめ。この移籍の機会を生かして頑張りたい」と意気込みました。

 カピシャーバも2得点

2得点とアピールしたカピシャーバ


終盤にはカピシャーバが連続得点。乾からパスを受けて落ち着いてゴールに突き刺すと、2点目はドリブル突破から決めました。スピードとパワーを生かしたプレーで何度もサポーターを沸かせたカピシャーバは「徐々に仲間の特長をつかめてきた。フィジカル面の調子も上がってきている」と手応えを示しました。
 

チーム8点目を決めた乾


終了間際に乾が8点目を決めました。ユース所属の練習生2人も1得点ずつ奪い、秋葉監督は「ユースは昨日も練習試合をしていて、ミーティングを聞いただけであれだけ動けた。育成からのつながりを大事にして戦うクラブだというのが浸透している証し」と評価しました。

15分のみの出場で何度も決定機をつくったアフメドフ

3点目を逃して悔しがるアフメド

【関連記事】

おすすめの記事