淡路島さのカフェで旬の味「口どけ生しらす丼」「釜揚げしらす盛り放題丼」を食べ比べ 淡路市
淡路市佐野にある複合施設『さの小テラス』のカフェ『さのカフェ』で、淡路島の旬の味覚「生しらす丼」や「釜揚げしらす丼」が食べられることをご存じですか?
大きな駐車場や花々の咲くガーデン、走り回れる校庭など、家族でのんびり過ごせるスペースが充実。シェアオフィスやマルシェもある同施設内で、1階の一番奥がカフェになっています。
運営しているのは淡路島で百余年、しらすの加工業を営む企業なのです。そのため、しらすやわかめについては特に、他に負けない品質で提供できる確かな実力。
実のところ淡路島民の中では、生しらすより釜揚げ派という意見も多く、好みの分かれる「生」と「釜揚げ」。今回は、せっかくなので旬のしらすを堪能できる「口どけ生しらすと海の恵み四彩丼」と「釜揚げしらす丼<しらす盛り放題>」を食べ比べしてきました!
先ずは、今年は4月25日から解禁になった生しらすをたっぷりとのせた「口どけ生しらすと海の恵み四彩丼」をいただいてみます。
生しらすだけではなく、淡路鯛の漬け、天然わかめの佃煮、淡路産の海苔、そのまんましらすせんべい、北坂卵の温泉卵、そして釜揚げしらすもたっぷりで、淡路島のものがたっぷりと堪能できる一皿。
時間を追うごとに鮮度が変わっていく生しらす。提供されたら、すぐに食べ始めましょう。プチっとはじけるような食感は、生でしか味わえない美味しさ。
磯の香りはするものの、苦みやえぐみ、臭みを全く感じない、鮮度抜群の味わい。きちんと鮮度管理されているだけではなく、細かく定められた前処理も丁寧に注文ごとに行われています。
淡路産鯛の漬けの爽やかな柑橘香る醤油味と、天然わかめの佃煮の甘辛さは、淡白なしらすと相性抜群。生と釜揚げのどちらの食感も楽しみながら、甘辛い味に北坂卵がトロリと絡む何重にも重なる美味しさ。この時期は絶対「生しらす」を味わいたい!という方にはぜひお薦めの、淡路島を堪能できる「生しらす丼」です。
「しらすは断然、釜揚げが好き!」という方は、太っ腹メニュー「釜揚げしらす丼<しらす盛り放題>」がお薦め。
盛り放題のスタイルは、オーダー制。「普通」「たっぷりめ」「超大盛で」と伝えると、オーダーに合わせて盛ってくれます。提供時に「もうちょっと多めで!」と調整にも対応してくれます。「たっぷりめ」でお願いすると、山盛りの釜揚げしらすでご飯が見えない!
さらに、同店の釜揚げしらすには美味しさの秘訣が。一般的には海水で炊くところを、地下水をくみ上げ軟水化した水で炊いています。これで、臭みや雑味の無い旨み際立つ味わいを作り出すことができるのだそう。
しらす漁が行われる5月下旬~12月初旬頃まで味わえる、一度も冷・解凍していない無凍結釜揚げしらすのふわっふわの食感は絶品。島内に釜揚げ派が多いのも、これを食べれば納得です。ここでしか味わえない地産地消の釜揚げしらすを、盛り放題で食べられるなんて贅沢過ぎる♡
ちなみに、手作りデザートも充実している同店。チーズケーキにのったフルーツも淡路島で採れたものを使用しているとか。しっとりと濃厚な口当たりで、お腹いっぱいなのにぺろりと平らげてしまいました。
どちらも大満足の「生しらす丼」と「釜揚げしらす丼」。生だけではなく釜揚げにも、旬の時期にしか味わえない美味しさがあるということを知ると、ますますどちらかを選ぶか迷うところです。
どちらも、特大ラーメンのどんぶりくらいあるサイズの大きさに、ふんだんに盛り付けられた豪快なボリューム。両方頼んで半分ずつシェアするのもいいかもしれませんね。
しらすの旬は5~11月頃まで。生も釜揚げも、この鮮度で食べられるのは淡路島の中でだけです。ぜひ、たっぷりと旬の美味しさを味わってみてはいかがでしょう。
場所
さのカフェ
(淡路市佐野956さの小テラス1F)
営業時間
9:00〜17:00(L.O 15:30)
定休日
火曜日
駐車場
有り