上越愛麺会 石川県珠洲市でラーメン炊き出し
能登半島地震で被災した石川県珠洲市の人たちを元気づけようと、上越市内のラーメン店で作る「上越愛麺会」が、先月31日(土)現地で炊き出しをしました。
能登半島の先端に位置する珠洲市三崎町で炊き出しを行ったのは、上越市内の18のラーメン店が加盟する上越愛麺会です。
現地には、大潟区のGOGO宝来軒のスタッフ4人が向い「背油生姜醤油ラーメン」300食と、おこわ100食を振舞いました。
上越愛麺会の土肥正春さんによりますと、現地に向かう途中道路には、まだたくさんの陥没があり、被災状況は、がれきがそのままで、手つかずのところがほとんどだということです。
当日の朝は、台風10号の影響で風が強く、機材が倒れるなどのトラブルが発生しましたが、無事に振るまうことができたということです。
土肥さんは「現地の人が機材の設置などを手伝ってくれた。人づてで『きょうは久しぶりにおいしいラーメンが食べられて、幸せな一日だった』と聞いた。被災者がお互い助け合う様子を見て、人のつながりの大切さを考えさせられた」と話していました。
愛麺会では炊き出しとは別に、加盟店で集めた募金を今月被災地に寄付するということです。