盛大に20周年祝う 誠文堂が記念式典
今年でオープン20周年を迎えるギャラリー誠文堂(中央区中央)が4月19日、相模原市民会館内の宴会場で記念式典を開催し、芸術家や関係者ら約65人が来場した。
まず、あいさつに立ったオーナーの中澤洋さん、知津子さん夫妻は、「前身は43年前に開店した本や文具、タバコの販売店だった」「画廊を始めて1年ほどはコレクション作品を公開していたが、徐々に作家さんの個展などをするようになった」など、思い出話をしながら、この20年を振り返った。そして、「地方の画廊として、より一層地域に根差した草の根の活動を目指していく。今後も努力していくのでご協力お願いします」と語った。
お祝いに駆け付けた本村賢太郎市長は「文化芸術の振興にご尽力いただき改めて感謝申し上げます」と述べ、「相模原市も誠文堂さんと共に文化芸術漂うアートのまちとして展開できるよう取り組んでいく。お二人にはいつまでもお元気で、この先30年、40年と続けていってほしい」とエールを送った。
同ギャラリーでは9月20日(土)まで、「20周年グループ展」を開催中。全18回、72人のアーティストの作品を紹介する。(問)同ギャラリー【電話】042・756・3178。