【加西市】気球に乗ってサンタがやってくる! 気球の飛ぶまち・加西でクリスマスイベント
今年で6回目となる加西市恒例のクリスマス気球イベント「ハッピーバルーンクリスマス」が12月14日7時〜、旧姫路海軍航空隊の滑走路だった鶉野飛行場跡(同市鶉野町)で催される。
当日は澄み切った加西の空にたくさんの熱気球が浮かび、地上では、気球からサンタクロースが降り立つ「サンタフライト」(7時〜10時)、往年のヴィンテージカー・パレード(11時〜12時)、アコースティックライブなど音楽ステージ(13時〜15時)などのイベントを展開。夕暮れからは打ち上げ花火や音楽とともに、気球をバーナーの炎でライトアップしてクリスマス気分を味わう「セント・バルーン・ナイト」(16時〜18時)も行われる。
目玉は、普段なかなかお目にかかれない気球に実際に乗り込んで空中散歩を楽しむ「気球搭乗体験」(7時半〜10時半)。参加費18歳以上3,000円、小人1,000円(未就学児は無料)で定員500人を募集しているので、希望者は11月25日までに市ホームページ(http://www.city.kasai.hyogo.jp/site/kikyu/1788.html)から申し込みを(申込多数時は抽選)。VRゴーグルを着用し、まるで気球に乗っているかのような景色を眺める「気球VR体験」(13時〜16時)も参加無料で実施する(ゴーグルが使用出来ないため13歳未満は不可)。
さらに会場一帯には「あったか美味しい」飲食ブース約20店が軒を連ね、気球パイロットの店長が経営する播州ラーメン店「りょうちゃんラーメン」や地元の人気ケーキ店「こっこ」のシフォンケーキとホットドリンクなど、多彩なジャンルのフードが楽しめるようにもなっている。
また、これに先立つ11月30日からは800本のペットボトルで出来た高さ5メートルの巨大ツリーが登場、17時から22時までライトアップしてクリスマスムードを盛り上げる(来年1月10日まで)。
大戦末期に多くの若者がさまざまな思いを抱いて飛び立ったこの場所で平和の象徴とされる気球を体験し、未来に続いていくべき今の平和の尊さも感じてほしい。気球の飛ぶまち加西推進委員会(電話0790-42-8756)。
気球搭乗体験の様子