400円で国産牛ごろっと高クオリティー♪三宮に移転オープンした『NIKO』のカレー 神戸市
“三宮の駅チカで国産牛のビーフカレーが400円(税込)で食べられる!”。そんな噂を聞きつけて、お肉屋さんの神戸カレー『NIKO(ニコ)』(神戸市中央区)に行ってきました。
阪急神戸三宮駅・西口近くの高架下に3月3日オープン。もともとは「EKIZO(エキゾ)神戸三宮」の南側・JRの高架下でこぢんまりと営業していましたが、人通りが多いこの場所に移転されました。
その当時、筆者も気になっていましたが、勇気がだせずに入店できなかったのです。移転後はオープンな雰囲気になり、ふらっと立ち寄りやすくなりましたね。
噂どおり「ビーフカレー」が400円!お財布にやさしく私たちにとってはうれしいですが、物価高騰が続く昨今お店の経営が心配になってしまいます。
オーナーの田中さんに話を伺うと、同店は春日野道で20年以上営む「焼肉屋台BAKUBAKU」(バクバク、神戸市中央区)や、お惣菜を販売する「ミーツ(MEAT'S)」の系列店だそう。そこで余った肉を使うことで実現できる価格帯なのだとか。
こちらがおそらく三宮エリアで地域最安値の「ビーフカレー」。ルーのなかにはお肉がごろごろ入っており、食べる前からレベルの高さに驚かされます。
辛さは「普通」「1~5辛」の6段階から選ぶことができ、店長のおすすめは「1辛」。ネパールの唐辛子を使い、じんわり温まる辛さを演出しています。
スプーンですくうたびにお肉がたっぷり♪2時間煮込むことでとろけるようにやわらかく、脂の甘みが口全体に広がります。たまねぎ、にんにくを使いルー自体はシンプルですが、だからこそ肉の濃厚な旨みが引き立ち、ちょうどいいバランスに。
毎日食べても飽きないおいしさで、ご飯は通常約180グラム、プラス50円で大盛りにも対応してくれます。
1番のおすすめは“ぼっかけ”と“あいがけ”の両方が乗った「神戸カレー」(650円)。“ぼっかけ”は、国産の牛すじをタレが焦げるぎりぎりのタイミングまで火にかけて、絶妙な甘辛さを引き出しています。和牛の切り落としと白ネギが入った“あいがけ”とWで贅沢に楽しんで。
料金は前金制になるため、先に支払いを(現金のみ)。テーブルには、こだわりの福神漬けとらっきょうもあり、自由にトッピングしてOKです。お水もセルフサービス。
メニューには毎日「日替わりワンコインカレー」があり、対象のカレーが500円に。このなかだと土曜日の「神戸カレー」が150円安く注文できるので1番お得かも!
ランチ、ディナーともに同価格で提供し、ディナー限定で「ステーキカレー(国産牛)」(1,000円)や「国産牛ステーキ」(800円)も用意しています。瓶ビールやハイボールに合わせても◎
だれかに“あそこのカレー安くておいしいよ♪”と話したくなるほど、値段はもとより味のクオリティーに大満足。これからもっとクチコミで広がっていきそうですね。
場所
NIKO
(神戸市中央区北長狭通1-31-34)
営業時間
11:30~15:00(L.O.14:30)、17:00~ 21:00(L.O.20:30)
定休日
水・日曜