野生を思い出させる、猫のおもちゃたち【猫エッセイ】交通事故にあった猫を拾いました
こんにちは。3匹の猫と1頭の犬と暮らし、二児の母でもあるtamtamです。
ある日、交通事故にあった猫(凶暴)を迎え、一緒に暮らすことになりました。
一時期は安楽死とまで言われた猫様でしたが、気合と根性で見事に復活。
しかし後遺症が残り、野良猫として生きていくことができなくなった、たまちゃん。
そんな猫様をサポートをしていきたい人間と、人の手なんか借りたくない猫様のお話です。
おもちゃを見ると野生に戻る系男子
たまちゃんも他の猫と変わらず、おもちゃが大好き。
大好きすぎて、おもちゃを見ると本能スイッチがオンになります。
瞳孔は開き、獲物をロックオンする姿はまさに野生…。(笑)
たまに興奮しすぎてハードモードに突入してしまい、じゃらしを持つ飼い主が怪我をしたり、おもちゃがすぐボロボロになってしまって使い物にならなかったり…
ヒートアップしすぎでは?と思いつつも…たまちゃんが楽しいのであれば仕方がないのです!
しかし、たまちゃんの野生に耐えうるおもちゃ選びには、かなり苦労するものです。
お客さんが持ってきたLEDライトのおもちゃ
我が家に来客があった時、お客さんがなんと猫用のLEDポインターおもちゃを持ってきてくれたのです。
存在は知っていたものの、今まで使ったことはなかったLEDライトのおもちゃ。
たまちゃんの食いつきがめちゃくちゃいい!!
大興奮のたまちゃん。野性味が可愛い!!!
しかし、じゃらしおもちゃと違って実体のないLEDポインターは、捕まえたつもりでも絶対に捕まえられない…
次第にそのことに気づいたようで…
逃げて!お客さーーーーん!!!
お兄さんのライトを動かす手をまじまじと見つめるたまちゃん…
『おん? もしかして…こいつか?』
(嫌な予感しかしない)(そして賢い)
お兄さん、逃げて!!
おもちゃの仕組みにも気づいてしまった、勘の鋭いたまちゃんなのでした。
※LEDポインターのおもちゃで遊ぶときは猫にストレスを与えないよう適度に、安全に気をつけましょう。
たまちゃん本日の一言
もうちょっとだったのに…
tamtam プロフィール
動物病院で動物看護士として勤務後、現在は個人で犬猫を預かり里親を探す「一時預かりボランティア」を続けている。犬猫の保護や介護について、大変な現実だけでなく、楽しさ・幸せをSNSで発信し大きな話題に。
2022年「たまさんちのホゴイヌ」(世界文化社)、2023年「たまさんちのホゴネコ」(世界文化社)を出版。著者印税を動物福祉活動に充てている。
instagram:@tamtam__111