二俣川高校 「社会の役に立つ人に」 学科改編後初の入学式
2025年度の学科改編に伴い名称変更された「県立二俣川高等学校」(旧/二俣川看護福祉高等学校)の入学式が4月8日に開かれ、新入生156人が新たなスタートを切った。
昨年度までは看護科と福祉科で構成されていた同校。学科改編により今年度の1年生は、看護・医療・保健などの専門分野も学べる普通科3クラスと、福祉科1クラスで構成される。
入学式で鈴木恭子校長は、同校が長年培ってきたという「看護」「福祉」「奉仕」の3つの心について触れ、「他者を尊重し思いやり、一緒に成し遂げていく心を育んでください」と呼びかけた。新入生代表の大川優雫(ゆうな)さんは、超高齢化社会で医療や介護の従事者が慢性的に不足しているとして、「正しい知識を学生のうちに身に付けて、社会の役に立てる人になりたい」と力強く話した。