ええ……！？まさか仲の良かった夫婦が！身近な人が《熟年離婚》をした話
はたから見たら仲良し夫婦でも、問題がないとは限りません。今回、体験談を寄せてくれたのは、職場の先輩がある日突然“離婚宣言”をしたという女性です。意外と身近で起きている「熟年離婚」のエピソードをご紹介します。イラスト／ちゃむ
突然の離婚宣言
「出勤して、職場の先輩が開口一番に、『私、離婚することにしました。』と宣言。仲の良いご夫婦とばかり思っていたのでとても驚きました。
話によると、ご主人は昔から浮気グセがあり、今回で3回目。先輩は、『もう我慢ができない、どれだけ知らないところで騙され続けてきたのか』と、堪忍袋の緒が切れてしまったようです。その半年後、実際に離婚されました。
離婚後、ご主人に家から出ていってもらうことになったのですが、なかなか引っ越しは終わらず。
どれだけのたくさんの荷物があったのでしょう！？結局、何ヵ月もかかったのだとか。
物の引っ越しは終わったのですが、実は……。なんとご主人は今も家に滞在していると聞きました。不可解な関係が続いているようです。(40代後半 女性)」
熟年離婚は意外と身近で起きている
はたから見ると仲の良い夫婦でも、いろいろなトラブルを抱えている可能性が……。
ずっと我慢していた夫婦のどちらかが、離婚を切り出すのは、熟年あるあるなのかもしれません。
厚生労働省の出した令和4年の統計によると、離婚した夫婦のうち、20年以上同居した夫婦の離婚、いわゆる「熟年離婚」の割合が約20%も占めていることがわかりました。しかも、熟年離婚は統計ごとに増加していて、今や5件に1件が熟年離婚という結果に。長く連れ添ったからといって安心はできません。