三岐鉄道が211系電車を譲受 三岐線の既存電車を置き換え
三岐鉄道(本社:三重県四日市市)は2024年7月1日、JR東海から211系電車(3両編成、30両)を譲受したと発表しました。
三岐鉄道は三岐線と北勢線(ナローゲージ)を運営する鉄道事業者。三岐線では3両編成5本、2両編成3本の計21両が活躍していますが、これらを全て3両編成の211系で置き換える計画です。
譲受された30両のうち営業用は24両で、同社に確認したところ、残る6両については部品取りに活用するとのことです。
導入時期は2024(令和6)年度以降。三岐線での運用に必要な改造工事を実施し、順次投入していく予定とのことです。
211系は国鉄時代に登場した電車。JR東海は在来線用新型の315系を2022年春から順次投入しており、211系などの既存車両の置き換えを進めていました。