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ボラセン運営 理解深める コーディネーターを養成

タウンニュース

車いすの介助を学ぶ参加者

災害発生時のボランティアセンター立ち上げや運営・調整などの活動を担う「災害ボランティアコーディネーター」の養成講座が、1月25日に愛川町福祉センターで開催され、町民約40人が参加した。町と町社会福祉協議会が主催した。

町危機管理室の職員による講義では、平常時から気象状況の確認のほか、避難場所や自宅周辺の危険箇所に関する情報を収集することの重要性を確認。炊き出し訓練では備蓄用食料を試食した。厚木警察署の警備課職員による災害時の警察活動や、災害時に発生しやすい犯罪などについての講話もあった。

災害ボランティアセンターの設置運営訓練では、ICT(情報通信技術)を取り入れた訓練を初めて実施した。これまでは紙媒体や手作業、口頭での情報伝達が主流だった運営に、クラウドシステムを導入。二次元コード等を用いて、人数や希望の活動場所などを事前にデータで把握することで、被災者と支援者のミスマッチ防止や運営の効率化が期待される。

受講者は、スマートフォンで二次元コードを読み取りボランティア登録を行い、歩行困難者を福祉避難所まで搬送する想定で車椅子の操作や介助体験を行った。参加者は「災害ボランティアセンターの運営がICTの導入などで大きく変化していることに驚いた」「車椅子の取扱いや搬送方法を知ることができた」と感想を話した。

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