Yahoo! JAPAN

味のグラデーションにハマる!静岡「cosa」の「ビリヤニ炊爨室」で本場のビリヤニ体験を

日刊KELLY

静岡駅直結、話題の複合施設「cosa(コーサ)」の2階に、2025年1月にオープンした「ビリヤニ炊爨室(すいさんしつ)静岡店」。スパイスの香りが立ちのぼる、大鍋で炊き上げる本格「ビリヤニ」が味わえる専門店です。

東京・日本橋のお店以外で、この味が楽しめるのはここだけ!「チキン」と「マトン」2種類のビリヤニは、大鍋で炊き上げるからこその“味のグラデーション”が魅力。スパイスとの相性抜群なラッシーやチャイ、お酒までそろい、昼でも夜でも満足できる一軒です。インド・ハイデラバード流の奥深い味わいを、ぜひ気軽に体感してみてください。

大鍋で炊くからこその“味ムラ”が、おいしさの秘密!

「ハイデラバード チキンビリヤニ」(980円)

ビリヤニ炊爨室 静岡店」は、全国から人気店が集結する「cosa」2階の開放的なフードホールにあります。メニューの主役であるビリヤニは、「チキン」と「マトン」の2種類のみ。看板メニューの「ハイデラバード チキンビリヤニ」は、スパイスとヨーグルトでマリネした鶏肉を鍋の底に敷き、その上に下茹でしたバスマティライス(細長い香米)を重ねて炊き上げるスタイル。

もう一つの「ハイデラバード マトンビリヤニ」(1230円)は、脂の乗った肩肉をじっくり煮込んで仕上げた一品。嫌な臭みがなく、マトンのうま味が存分に感じられます。

「ビリヤニ炊爨室」のビリヤニのおいしさの秘密は、大鍋で炊き上げるからこそ生まれる“味ムラ”にあります。鍋の底にはスパイスなどでマリネした肉を敷き詰め、その上に硬さの異なるバスマティライスを3層に重ねて蒸し炊きに。

これにより、下の層はスパイスと肉のうま味をたっぷりと吸って濃厚に、上の層は比較的白く、お米本来の香りや甘みが感じられます。一つのプレートの中で味のグラデーションが楽しめるのが、まさに現地流なのです。

まずはそのまま、次に“味変”が、ビリヤニのおいしい食べ方

ビリヤニを味わう際は、まずそのままいただくのがベター。味のグラデーションを堪能したら、添えられたレモン、ヨーグルトソースで“味変”を。レモンは味わいをさわやかに、ヨーグルトはまろやかにしてくれます。

「特にヨーグルトソースは、スパイスなどが染み込んだ味の濃い部分と合わせると、よりマイルドになって違ったおいしさが楽しめますよ」とスタッフさん。

ビリヤニのスパイスはホール状のものを自ら調合し、スパイス本来の自然な風味を引き出すことにこだわっています。一方で、本場のレシピに比べてスパイスや油、塩味は控えめに調整し、日本人の味覚に馴染む、毎日食べたくなるようなビリヤニを作り上げています。

次のページ…
チャイから日本酒まで!個性豊かなドリンクもラインナップ

チャイから日本酒まで、個性豊かなドリンクもラインナップ

ビリヤニのお供には、ドリンクも欠かせません。昼間はスパイス料理と相性抜群の「ラッシー」や定番の「チャイ」、爽快な味わいの「インドラガービール」が人気ですが、15時以降は、さらにアルコールメニューが充実します。

李白みりんソーダ」や「三島レモンサワー」をはじめ、「クラフトラムコーク」や日本酒など、こだわりのラインナップが登場。どれも店主がイベント出店時に出会った、作り手が手がけるお酒が多いのだとか。「お酒も豊富にそろえているので、ぜひビリヤニと合わせて楽しんでください」とスタッフも話します。

「ビリヤニ炊爨室」は2階フードホール内にあり、約145席ある共有スペースでは、他店のメニューと自由に組み合わせて楽しむことも可能。加えて、お店の前にはカウンター席も設けられており、スパイスの香りや調理する様子を間近に感じながらビリヤニが味わえる、まさに特等席です!

オープンから数カ月。「最初は物珍しさで来てくださった方が、何度もリピートしてくれることが多くて、本当にありがたいです」とスタッフさん。一度食べたら、その“味のグラデーション”の虜になり、リピーターになる人が続出しているという「ビリヤニ炊爨室」のビリヤニ。まだこの感動を味わったことがない方は、ぜひ、静岡「cosa」で本場の味を堪能してみてください!

WRITER
Sugiyama
今回、看板メニューの「ハイデラバード チキンビリヤニ」を味わいました。スパイスの香りはしっかり感じられるのに、辛すぎたり濃すぎたりすることはなく、とても食べやすい味わいでした。途中で添えられたレモンやヨーグルトソースを加えることで、さわやかさやまろやかさがプラスされ、最後のひと口まで飽きることなく食べられました。お店のこだわりである“味のグラデーション”も、しっかり堪能できましたよ!

ビリヤニ炊爨室 静岡店(ビリヤニスイサンシツ シズオカテン)

問い合わせ
なし
場所
静岡県静岡市葵区御幸町20 cosa2F フードホールE
営業時間
11:00~21:00(LO)
定休日
月曜日(祝日の場合は営業、翌日休)
駐車場
なし
支払方法
カード・電子マネー可
Instagram
@biryani_shizuoka

cosa(コーサ)

公式サイト
https://cosa-shizuoka.jp/
Instagram
@cosa_shizuoka
アクセス
JR「静岡駅」より徒歩で約5分


撮影/北川友美 取材・文/杉山正博


※価格はすべて税込み表記です
※掲載内容は2025年5月時点の情報です

おすすめの記事

新着記事

  1. 【旭川市】驚きの盛り!はみ出る海鮮丼と豚丼がすごい

    asatan
  2. 【新店】旨い肉が食べたい!超オススメなお店あります!【旭川市】

    asatan
  3. 【旭川市】お野菜たっぷり!具材がモリモリのサンドウィッチが食べれるお店3選

    asatan
  4. 【ランキング】今日は何の日「6月1日」雑学ネタTOP10!3位:マリリン・モンローの誕生日、2位:プロポーズの日!

    ランキングー!
  5. 今だからこそ行ってみた!地元民がレポートするリニューアル1周年『神戸ポートタワー』の楽しみ方 神戸市

    Kiss PRESS
  6. 6月1日生まれはこんな人 365日のお誕生日占い【鏡リュウジ監修】

    たまひよONLINE
  7. 「落ち込みやすい人」が実践する“気持ちを切り替える方法”4つ【40代前後の女性に調査】

    saita
  8. 【大阪】パン職人世界一が万博会場に!人気シェフのパン販売も♡

    anna(アンナ)
  9. 食べ歩きにぴったり!『和牛ひつまぶし 川越 うし川』が手掛けた、小江戸黒豚×A5和牛の旨味弾けるメンチカツ

    さんたつ by 散歩の達人
  10. 二人目出産。分娩時間は3時間ほど。前駆陣痛かどうか悩んだ私の一日【たまひよ 出産体験談】

    たまひよONLINE