工事現場から鋼材12トン盗む 窃盗容疑で逮捕された49歳会社員男らの大胆手口
仕事先で合計約12トン分の鋼材を盗んだとして、赤穂署は1月14日、窃盗容疑で播磨町上野添の会社員の男(49)を逮捕した。
逮捕容疑は、男は仲間3人と共謀し、昨年6月6日夜、赤穂市有年原の工事現場にあった鉄鋼製の矢板約5・5トンを窃取。また、7月16日夜にも同じ現場から鉄鋼製の矢板約7・1トンを盗んだ疑い。
同署によると、男らは犯行現場で工事に参加していた協力会社の従業員らで、現場にある重機やトラックを使って鋼材を運び出し、姫路市内のリサイクル業者に売却して現金約65万円を得ていたという。
捜査関係者の話では、男は職場の内部調査では犯行を否認していたが、逮捕後は容疑を認めているという。仲間3人は、いずれも内部調査の時点で犯行を認めたため、在宅のまま捜査するという。