秦野市 防カメ協定を締結 自治連・防犯協・ジェイコム
秦野市自治会連合会と秦野市防犯協会、株式会社ジェイコム湘南・神奈川西湘局の3者が2月3日、「安全で安心なまちづくりに向けた防犯カメラの設置推進に関する協定」を締結した=写真。
昨今の社会情勢による防犯意識の高揚から、防犯カメラの設置推進を目的とするもの。この協定により、希望する自治会に対してジェイコムが防犯カメラ1台分とそれに必要なインターネット環境を無償で提供する。また、希望する自治会員に対しても、個人宅への防犯カメラの設置基本工事費が無料になるなどの特典が提供されるという。
秦野市役所本庁舎で行われた締結式で、はじめに防犯協会会長の高橋昌和秦野市長があいさつ。「今回の協定により、防犯カメラの設置台数が増え、犯罪の未然防止につながることを期待している」と話した。自治会連合会の吉田正弘会長は「自治会員からカメラの設置要望も多い。これにより防犯効果が上がることを願う」とコメント。ジェイコムの平林達樹局長は「犯罪のない、起こさせない街の実現を一緒にすすめていきたい」と話した。
今後、各地での説明会の後、希望する自治会とともに設置場所などの検討を重ね、設置に向けた取り組みを行うという。