野菜のおいしさに浸る!「tanetuki -種月-」で堪能する自然由来の体に優しい定食【三重・津市】
2024年7月、三重県・津市にオープンしたヴィ―ガンカフェ「tanetuki -種月-」。
「食事で体を良くする」をモットーに、料理教室の講師でもある店主が仕込むのは、美杉地区で育った野菜や穀物で作る植物性100%の菜食ごはんです。
自家製の発酵調味料などで味付けをした料理が評判で、県外から足を運ぶファンもいるのだとか。今回はそんな「tanetuki -種月-」の魅力を紹介します。
古民家リノベ空間で心身共にリラックス♪
築100年以上の古民家で営む「tanetuki -種月-」。津市街から車で約1時間のところにあり、豊かな自然に囲まれたのどかな風景も魅力の一つです。
店主・滝さん(写真右)は、自身の体の不調がきっかけでマクロビオティックに興味を持ったんだとか。鈴鹿市で約8年間、料理教室の講師をしたのち、2024年にこの店をオープンしました。現在の店では、滝さんが調理系全般を、旦那さんがコーヒーを担当。癒し系の息子さんもそろって、家族三人で店を切り盛りしています。
店内は掘りごたつと座敷、テーブル席を完備しており、木のぬくもりを存分に感じられます。
美杉町の新鮮野菜を使用した日替わりの定食
「本日の種月ごはん」(1800円)※おからこんにゃくのからあげ(+200円)を追加
美杉町で採れた野菜を中心に作る「本日の種月ごはん」は、メインディッシュと副菜付き。素材の味を大切にしながらも、自家製の調味料やスパイスで味付けをした料理を日替わりで提供しています。
この日のメインディッシュは「ブロッコリーとじゃがいものコロッケ 塩こうじソース」。
薄めの衣をまとい、ブロッコリーの甘みを感じられます。その他にも「おからのスパイス風味サラダ」など、自宅でもマネしてみたくなる家庭的な料理がラインナップ。どのメニューも「野菜だけでこんなにもうま味が出せるのか!」と驚くはずです。
「いちごのタルト」(600円)、「ドリップコーヒーのオーツラテ」(600円)
グルテンフリーのスイーツにも注目を。写真の「いちごのタルト」は、豆乳で作ったカスタードクリームの上に、化学肥料不使用のイチゴをオン。ドリンクには、新月と満月の日に焙煎する自家製コーヒーを。中深煎りで酸味と苦みのバランスがとれた味わいです。
店主がセレクトした食品も販売
料理に使われている調味料の一部は、店内の物販ブースで購入可能。店主が信頼を寄せている調味料やお茶などを販売しています。
店先に咲いていた満開の梅
美杉町の美しい風土を存分に感じながら、野菜が主役の定食が味わえる「tanetuki -種月-」。これからの時期は、夏の旬野菜を使った料理にも期待が高まります。ぜひ足を運んでみてくださいね。
tanetuki -種月-
問い合わせ
090-7607-6297
場所
三重県津市美杉町奥津1089
営業時間
11:30~16:00(LO)
定休日
不定休
駐車場
なし
支払方法
カード・電子マネー可
Instagram
@tanetuki_2024 予算
昼2000円
アクセス
JR「伊勢奥津駅」より徒歩で約3分
撮影/竹内恵美
※価格は税込み表記
※掲載内容は2025年5月時点の情報です