関西でも希少な生ハム専門店『Piacere KOBE』で生ハムの食べ比べを体験♪ 神戸市
関西でも希少な生ハム専門店で生ハムの食べ比べをしてきました!お店の名前は『Piacere KOBE』。JR六甲道駅の北側「フォレスタ六甲」の1階にお店を構えています。
高級なイメージの生ハムですが、正面には館内の休憩スペースがあってなんともアットホームな雰囲気。敷居が高くなく初めてでも気軽に足を運べるのも嬉しいポイントです。
店で扱うのは塩漬け・乾燥・長期熟成させたものが中心。世界各国から厳選したものを常時20種類以上取り揃えています。
テイクアウトのみかと思いきや、実はイートインも可能。パスタやサンドイッチ、コース料理などオーナーの大平さんご夫婦が考案したメニューはどれも生ハムが主役のレシピになっていますので、まずはお料理で味わってみて自宅で再現してみる。という楽しみ方も良さそうですね♪
お料理にも惹かれつつ...。記者は定番をバランスよくいただけるという「ハム入門編!生ハム5種盛合せ」を注文。ドリンクは白ワインをペアリングしていただきました。
「生ハム5種盛合せ」がこちら。花束のようなビジュアルは一瞬で心をときめかせます♡
早速1番人気の「アメリカ産プロシュートヘリテージ」から実食してみると、とろける食感にびっくり!まるで極薄の鰹節を口に含んだときのような軽やかさを感じます。ふわっと舌に着地するとやさしい塩味と甘みが広がり1枚だけでも驚くほどの満足度です♪
さらにチーズを彷彿とさせる風味も感じたので大平さんに伺うと、飼料の中にホエーを混ぜて飼育した豚のお肉を使用しているからだそう。豚の品種や産地、製法、飼育方法の違いでそんなに特徴が表れるなんておもしろいですよね。知って食べる楽しさはやはり専門店ならでは魅力だと感じました。
また、食べてみて実感したのは食感の大切さ。同店では最良の状態で提供したいと、生ハム界のフェラーリと称される老舗ブランド“ベルケル社”のスライサーを使っています。
記者も感じたとろける食感は0.3~0.5ミリが理想なんだそうですが、それだけではなく種類ごとに調整を施したり、テイクアウト後のシチュエーションを考慮したり、とてもきめ細やかに対応されています。
常連さんが多いのも「いいものをいい状態で食べてほしい」という思いごと美味しさが伝わっているからなんですね。
今回いただいた「生ハム5種盛合せ」には他にも、スペイン産生ハムの長期熟成タイプで肉肉しさを感じる「スペイン産ハモンセラーノ24ヶ月」。燻製の香りと引き締まった硬さで旨味が広がる「スペック」。「フィノッキオーナ」というフェンネルシードが練り込まれたサラミ、加熱ハムの「モルタデッラ」が入っていて、白ワインとも相性抜群。生ハム初心者な記者でも違いや味わいが堪能できる大満足なメニューでした。
あと、メニュー選びで冒険が苦手な記者もこれはアリ!と思えたのが、自家製アイスに生ハムをトッピングしたこちら。
常日頃から食べ合わせを研究しているという奥様考案の人気メニューは、しょっぱ甘いのバランスが絶妙!定番のミルクの他には季節限定のメニューもあるんだそうです。新メニューがまもなくリリースされるとのことですので、ぜひ公式Instagramにてチェックしてみてくださいね。
場所
piacere KOBE
(神戸市灘区永手町4丁目2-1)
営業時間
11:00~20:00
定休日
火曜日