【無制限1本勝負】おすすめポテトチップス選手権開催! 編集長が「1番美味い!」という商品はどれだ!?
先日、4月4日の「あんぱんの日」に唐突に「オススメあんぱん選手権」が開催された。編集長GO羽鳥は自発的にあんぱんを買ったことがないというので、それではみんなで寄ってたかってあんぱんを食わそうということになり、各々お気に入りの商品を持ち寄って羽鳥にジャッジしてもらったのだ。
この企画が意外と白熱。別のものも寄ってたかって食わそうということになり、2回目のオススメ選手権開催と相なった。
今回は「ポテトチップス」である。前回同様に価格も種類も制限なし。8人が持ち寄ったポテチの中から、羽鳥はどれを1番美味いというのだろうか!?
・限られたポテチしか食わない男
羽鳥は凝り性である。一旦、コレ! とひとつに狙いを定めたら、そればかり摂取する。食生活にもよくあらわれていて、1度何かの美味しさにハマったら、延々とそれを食べ続ける男だ。
最近はセブンイレブンの「まるっと果実 いちご大福」にどっぷりハマって、仕事中にコンビニに行ったと思ったら、手に大福を携えて帰ってくる。
無論、ポテチも同じ法則にのっとっている。基本はうすしお・のりしお・コンソメしか買わない。たまに贅沢をしてコンソメダブルパンチも買うのだとか。
世の中にあまたのポテトチップスがあるというのに、わずか数種類しか食べようとしないところに、羽鳥のナゾのこだわりが垣間見える。
そんなわけで、今回はポテチを持ち寄ることになったのだ。価格も種類も一切問わない、無制限1本勝負。はたして羽鳥はどれを美味いと判断するのか? まずは私のポテチから順に紹介していきたいと思う。
前回の反省を踏まえて、今回は羽鳥のチョイスを事前に読み解き商品を持ち寄る、心理戦的な色合いの強い戦いとなった。なお商品の価格は購入時のものであり、お店によって販売価格が異なる点をご了承いただきたい。
◆佐藤のおすすめポテチ「ロングポテト ハニー & BBQ」 税込268円
佐藤「これは以前、セブンで販売していたものだ。ラトビアの「ぺルネス」という企業が製造する、平たいポテトチップスである。マッシュしたポテトを長方形にした、一風変わった商品だ。
羽鳥は変わったものに目移りしがちだ。そこで、私は従来のポテチのセオリーを覆すこの商品を選んでみた。味も順当な しお味ではなく、あえてハニー & BBQを選んでいる」
◆あひるねこのおすすめポテチ 「堅あげポテト 鬼旨ブラックペッパー」 税込193円
あひるねこ「実を言うと私もポテチはのり塩くらいしか買わないし、そもそも変わり種にあまり興味がない。
しかし、そんな私でもどうしても抗えないのが堅あげポテトのブラックペッパーだ。噛むたびに増幅する旨み……ハッキリ言って飲み込むのがもったいない。
コンビニ限定の『鬼旨ブラックペッパー』は、高いがより濃くて贅沢うまいので大人にオススメ」
◆砂子間のおすすめポテチ 「GODIVA ポテトチップス チョコレートミルク」 税込1512円
砂子間「おそらくGO羽鳥は、素材勝負のポテトチップスではなく、チョコがコーティングされた甘いポテトチップスを選ぶだろう。というわけで、選んだのがGODIVA! みんなから「汚い」と言われても勝ちにこだわりたい。逆にこれを選ばなかったら意味が分からない」
◆御花畑のおすすめポテチ 「湖池屋 ピュアポテト オホーツクの塩と岩塩」 税込130円
御花畑「どこでも買えるポテトチップスで、このクオリティの高さ。しっかり芋の味がするし、岩塩のまろやかな塩味も食べ疲れしない。邪道・GO羽鳥の好みは考慮せず、正統派で勝負した」
◆サンジュンのおすすめポテチ 「ロイズ ポテトチップチョコレート」 税込864円
サンジュン「前回のあんパン編を経た結果、私をGO羽鳥を全く信用していない。というのも、結局は生クリームやらバターやらの邪道しか選んでいなかったからだ。正直、見損なってすらいる。
要するに羽鳥は邪道が大好きで、王道は選ばない。つまりポテトチップスなのにチョコで選んでしまうような男なのだ。さすが大仁田厚に憧れていただけある」
◆古沢のおすすめポテチ 「Lay’s(レイズ)オリジナル しお味」 税込429円
古沢「『レイズ』は私(古沢)がカナダに滞在していた頃、よく食べていたポテトチップス。ちと価格が高いうえに日本で販売しているところも少なめなのだが、ヤミツキになるほど美味なのでぜひ味わっていただきたい、と思い選んだ次第である」
◆和才のおすすめポテチ 「ハンターズ 黒トリュフポテトチップス」 税込387円
和才「選んだ理由は、今まで食べたポテトチップスで1番美味いのがコレだったから。たとえポテチが嫌いな人でも『美味い!』と言いかねないほど圧倒的なクオリティなので、安心して選んだ」
◆Yoshioのおすすめポテチ 「プリングルズ バターキャラメル味」 税込100円
Yoshio「チョコがコーティングされたポテトチップスは王道すぎるので、間をとって『バターキャラメル味』を買ってみた」
以上の8品である。
羽鳥ジャッジ前に全員でそれぞれの商品を食べ比べてみたところ、ほぼ全会一致で、和才のハンターズが美味いという結論に至った。羽鳥のジャッジは全員の「美味い」と一致するのか?
審判羽鳥の入場です。ではさっそく、ジャッジタイムスタート!
羽鳥「じゃあ、食べるよ。どれから行こうかなあ。チョコのついたヤツはあとにしよう」
羽鳥「ナニコレ!? こんなポテチもあんの? 初めてみた」
前回にも増して全員の見る目は真剣だ。なにしろ今回は羽鳥の裏をかいて、商品を用意しているのだから、その読みが正しいかどうか大いに気になるところ。
羽鳥「ふむふむ、コレはこういう感じか~。食べ比べてみると、ポテチって商品によって全然違うねえ」
羽鳥「う~ん、こっちのよりもどちらかといえば、こっちの方がアレだなあ~……」
羽鳥のジャッジを待つ間、全員もそれぞれの味を食べ比べ。ポテチって袋を開けて机の上に置いておくと、誰かしらが手を伸ばす不思議な食べ物だ。なぜ食べてしまうのだろうか?
羽鳥「う~ん、悩む。あんぱんはスッと決められたけど、ポテチは割とムズイなあ」
羽鳥「決めました! 1位はコレ!! 湖池屋 ピュアポテト」
羽鳥「2位はレイズ オリジナル しお味」
羽鳥「3位はロイズ ポテトチップチョコレート」
この結果に一部から不服の声が上がったのはいうまでもない。前回邪道なクリーム系あんぱんを選んだのに、今回は1位2位に正当派ポテチを選んだからだ。邪道を選ぶと読んで、チョコ系ポテチを買ってきた2人は不満の様子。あえて正統派を選んだ御花畑も、ビックリしていた。
ある意味、全員の読みは外れたわけだ。それにもまして衝撃だったのは、全会一致で美味いといっていた和才の黒トリュフポテトチップス、羽鳥のジャッジで最下位だったのである。
なぜこうなったのだろうか……。
この企画は、メンバーが選んだ商品を羽鳥におすすめする内容ではあるが、実際は「羽鳥 VS 全員」の裏を読み合う駆け引きである。つづく……。
執筆:佐藤英典
Photo:Rocketnews24