【謝罪案件】大阪王将で最高な1000円の使い方! 全11通りで最強のオーダーはどれだ!!
元気ですかーーー! 元気があれば何でもできる。元気があれば大阪王将にも行ける。そして1000円あれば大阪王将で大満足できる!! シリーズ『最高な1000円の使い方』の第31回は、大人気町中華「大阪王将」が登場だ。
……と、いつも通りにすべり出したものの、ズバリ今回は非常事態! なんなら謝罪案件にもなりかねない超レアな回なので、その辺りも含めて丸ッとお楽しみいただきたい。先に言ってしまおう、申し訳ありませんでした──。
・1000円を使い倒せ
まずは本企画の概要を説明しておこう。『最高な1000円の使い方』はその名の通り、最も有効的な1000円の使い方を模索する企画である。
もちろん1円でもオーバーした時点で即失格! 参加者は1000円のポテンシャルを引き出すセンスや知識、さらには運も求められる、完全無欠のガチ企画となっている。
・想定外
さて、冒頭でもお伝えした通り「大阪王将編」は、過去にない“非常事態”が起きてしまった。詳細については後々明らかになるとして、我々が言えるのは本企画が「マジのガチ企画」であるということ。
ゆえに打ち合わせも一切なく、全ては本人のセンスに委ねられている。いつも執筆者である私が「今回は〇〇でお願いします~」とテーマを決めているのだが、まさか大阪王将があんなことになっているとは……「餃子の王将編」で完全に油断していた。
果たして、まさかまさかの非常事態とは? 当然、参加者たちはウケなど狙わず、真摯に大阪王将及びに1000円と向き合った結果であることをお伝えしておきたい。
・砂子間正貫「元祖焼餃子カレー1本勝負!」
元祖焼餃子カレー: 990円
合計 990円
「会社近くの大阪王将のタッチパネルで1000円以内メニューを全てチェックし……最も刺激的なビジュアルをしていた「元祖焼餃子カレー」を注文した。
カレーと餃子の組み合わせは人生初。結論を言うと、なぜ今までこの組み合わせに気づかなかったのかと後悔するレベルで良かった。見た目も味も刺激MAX! 1000円以内ならこれしかないだろう。よろしくー!」
一見エキセントリックに見えるメニューで勝負に出た砂子間。ただ味は「見た目も味も刺激MAX!」とのことなので、意外と元祖焼餃子カレーファンは多いのかもしれない。
・GO羽鳥「上級チャーハン一点攻め」
焼豚炒飯: 980円
合計 980円
「大阪王将で1000円使えるとなればそれはもう最上級クラスのチャーハンしか選択肢はないだろう。
メニューを見たところ最もゴージャスなのはエビチャーハンで1000円超え。それは諦めるとして、今回チョイスしたのは前から食べてみたかった焼豚炒飯!!!!
こんなにカリッカリな焼豚だったのかと大感動! 味が濃いめの王将チャーハンに負けないくらいの存在感。濃い&濃いなので、冷たい水もウマかった〜!」
チャーハン大好きっ子のGO羽鳥は「焼豚炒飯」で一点突破。意外にもチャーハンを頼んだ参加者は少なかったため、確実にチャーハン票を押さえたい。
・古沢崇道「大阪王将ビギナーが選ぶTHE餃子セット」
餃子定食シングル: 630円
ご飯大盛り: 100円
ぷるもち大粒水餃子(3粒): 260円
合計 990円
「いままで大阪王将へ行ったことがない私は、ひとまず看板メニューである餃子に重きを置いてみた。餃子オンリーで挑もうかとも思ったが、やはり餃子に白米は欠かせないだろう。
今回は焼餃子 + 水餃子 + ご飯セット(大盛りご飯・スープ)という王道的なラインナップを組んでみた。おかわりしたくなるほど美味しくて思わず追加オーダーしそうになってしまったが、なんとか気持ちを抑えて990円でフィニッシュ。
パリパリに焼き上がったジューシー餃子はもちろん、みずみずしくプルンとした食感の餃子もヤミツキ必至であった。また大阪王将に来たときもこの最強コンビネーションを楽しむつもりだ」
ビギナー古沢はコツコツと品数を揃えたセットで勝負。他の参加者も注文していたが、260円の「ぷるもち大粒水餃子(3粒)」は狙い目なのかもしれない。
・あひるねこ「どんな手を使っても一杯やりたいセット」
うまっ塩餃子: 290円
うまっ塩餃子: 290円
プレーンサワー: 390円
合計 970円
「大阪王将で1000円以内で飲むのは至難の業である。生ビールを頼もうものなら、残されたつまみの選択肢なんてほぼ皆無だ。
そこで活用したいのが、にんにくゼロの代わりに『元祖焼餃子』より40円安い『うまっ塩餃子』。アルコールは、全ドリンクの中でもっとも安い『プレーンサワー』を注文した。
これにより、餃子2皿でリッチに一杯やることが可能にッッ! 酒への執念が生み出した究極の大阪王将攻略法と言えるだろう」
飲んで飲んで飲まれて飲んで飲みつぶれるまで飲むあひるねこは、今回も酒で勝負をかける。セット名からも、どうにかして飲みたい切実さが伝わってくるようだ。
・御花畑マリコ「ぷるもち水餃子最強セット」
ぷるもち大粒水餃子5個: 390円
うまっ塩餃子: 290円
白菜キムチ: 320円
合計 1000円
「物価高の世知辛さに震えた今回の勝負、私は水餃子に託した。大阪王将にあって餃子の王将にないもの。それは「ぷるもち水餃子」である。これがめちゃくちゃ好き。皮がモッチモッチでうまいんだ。とにかく水餃子を一度食べてみてほしい。
水餃子と塩餃子の合間に、ピリ辛のキムチを挟んで味変するスタイルにしたけど、キムチの量が多すぎてビックリした。キムチ、量を減らして100円にしてくれたらもっと色々頼めるのに……!」
メシ系を捨てて「餃子+キムチ」という組み合わせで勝負に出た御花畑マリコ。1000円クイーンの得意なジャンルではないものの、手堅くまとめてくるあたりは流石である。
・Yoshio「1日の疲れが取れるよセット」
ぷるもち大粒水餃子3個: 260円
餃子3個: 230円
レモンサワー: 250円
白ご飯(小): 200円
合計 940円
「大阪王将はお酒が比較的安いので、レモンサワー250円をベースにフォーメーションを組んでみた。
まず、餃子をおかずに白ごはんでお腹を満たす。満腹にはならないがこのほどほど感が良き。次に余った餃子とレモンサワーで1日の仕事の疲れを一掃する。極楽すぎるだろ。
ちなみにレモンサワーは2杯目以降200円で飲めるのでお金のある方はぜひ」
Mr.酒こと あひるねこに待ったをかけたのはYoshio。実は毎日晩酌をしている酒好きなので、あひるねこと酒票を取り合うことになりそうだ。
・中澤星児「漢の餃子定食セット」
餃子定食: 950円
合計 950円
「大阪王将は店によって定食の価格や内容が微妙に違ったりすることがある。新宿店では餃子定食ダブルは税込1090円だが、御徒町店ではダブルにあたる「餃子定食」が税込950円だ。
そんなわけで小細工はなし。餃子定食に全てを賭ける。それが男の生きる道」
漢・中澤は王道中の王道「餃子定食」で勝負。シンプルながらもファンは多そうなので、餃子定食票をガッチリと掴みたいところだ。
・原田たかし「ベタベタの王道セット」
ふわとろ天津飯: 650円
元祖焼餃子: 330円
合計 980円
「大阪王将といったら絶対に外せないのが天津飯、それから餃子だ。この2種をベースにどう組むかが腕の見せどころ……と思っていたら、値上げの影響で1000円以内に収めるのが難しくなっていて現実を突きつけられた。
よって、どう組みかという考えを捨てて王道の2種を注文。ベタベタではあるが、最強のランチだということに異論はないだろう」
原田たかしは大阪王将の大人気メニュー「天津飯」を軸としたオーダー。ベタベタではありつつも、確かに最強のランチと言えるかもしれない。
・佐藤英典「大阪王将鉄板セット」
ふわとろ天津飯: 650円
元祖焼餃子: 330円
合計 980円
「大阪王将といえば「天津炒飯」(税込870円)を外すことはできない。これ1品あれば、日常のイヤなこと全部忘れさせてくれるだけの満足を得られるのだが、1000円という予算だと残金130円を切り捨てるしか選択肢がなくなってしまう。
そこで天津飯をチョイスして、餃子を1皿つけることにした。以前なら天津炒飯に餃子をつけても1000円で収まったはずなのだが、今の価格では天津飯+餃子が最適解と言わざるを得ないだろう。したがって、これを鉄板セットと名付ける」
原田同様、佐藤パイセンも「天津飯」と「餃子」の王道セットで勝負に出た。内容的には申し分ないが、原田と票が割れることは避けられまい。
・和才雄一郎「奥深き天津飯の世界を堪能セット」
ふわとろ天津飯: 650円
元祖焼餃子: 330円
合計 980円
「1000円以内で誰にでもオススメできるセットとなると、やはり天津飯は外せない。餃子も外せない……ってもう980円かよ! そんなわけで、めちゃくちゃベタなセットになってしまったが、結局「王道」とはそういうことなのだろう。
ちなみに、大阪王将のふわとろ天津飯にラー油をかけると激ウマ。つまり、天津飯1つだけでもカスタム次第で色々な味が楽しめる。天津飯&餃子と聞くとベタベタだと思うかもしれないが、実は奥が深い組み合わせなのだ」
なんと和才までもが「天津飯」と「餃子」だとは……史上初の“3人被り”が発生してしまった。ただ和才の言うとおり、王道とはそういうことなのだろう。
・P.K.サンジュン「大阪王将はこれ以外あり得ないセット」
ふわとろ天津飯: 650円
元祖焼餃子: 330円
合計 980円
「さほど大阪王将に詳しいわけではないが、天津飯が突出してウマいことは知っている。ここで天津飯を選ばないのは素人! もしくはチキン野郎である。
その天津飯と組み合わせるなら、やはり餃子しかないだろう。トランプだろうが大谷翔平だろうが徳川家康だろうが “大阪王将で1000円” ならこの組み合わせ以外あり得ない」
史上初の3人被りが記録されたかと思いきや、一瞬で4人被りになっちゃったーーー! 11打数4安打って3.64やぞ!! 首位打者からの1億円プレイヤー! もう今回は4人の合算でいかがでしょうか……?
以上がロケットニュース24編集部が全力でプレゼンする「最高な1000円の使い方 大阪王将編」である。ご覧の通り非常事態とは、被りが続出したこと。4人が全く同じメニューなど過去に1度も無かった。
物価高の影響か、選択肢が少なかったことが原因ではあるものの、逆に言えば今回は投票数に関係なく「天津飯 + 餃子」こそが大阪王将における最高な1000円の使い方なのかもしれない。
とはいえ、バラエティに富んだラインナップをご覧いただくことも本企画の趣旨であることを思えば「4人被り」は“謝罪案件”とも言えるだろう。読者のみなさん、本当にすみませんでした。
というわけで、今回も勝者を決めるのは読者のみなさんです! 自分ならどれを真似したいか? どれが1番参考になったか? お気に入りのオーダーに清き1票をよろしくお願い致します!!
参考リンク:大阪王将
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.