成分は違うの?「キッチンハイター」と「キッチン泡ハイター」の意外と知らない“賢い使いわけ方”
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。キッチンまわりの汚れを落とす際に便利な「キッチンハイター」。最近は手軽に使える泡タイプが人気ですが、液体のキッチンハイターと違いはあるのでしょうか? ここでは、意外と知らない「キッチンハイターとキッチン泡ハイター」それぞれの使い方についてご紹介します。
どちらも「使えるもの」は同じ
キッチンハイターとキッチン泡ハイターは、それぞれ用途が異なるのでしょうか? 結論から言うと、答えはNO です。
基本的な成分は、どちらも同じ。「使えるもの」については、泡・液体タイプどちらも共通です。
そのため、ステンレス製品やプラスチックなど、キッチンハイターを使用できるものはキッチン泡ハイターも使用できます。
異なるのは「使い方」
異なる点は、キッチンハイターが液体なのに対し、キッチン泡ハイターが泡スプレーであること。
・キッチン泡ハイター:そのまま使える(漂白5分/除菌2分)
・キッチンハイター:希釈して使う(漂白30分/除菌2分)
キッチン泡ハイターはスプレーしてそのまま使えますが、キッチンハイターは薄めて使うことを前提としています。
“すぐに使える”手軽さから、キッチン泡ハイターの方が使い勝手がいい気もしますが、用途によっては液体のキッチンハイターが便利なケースも少なくありません。
家事をラクに、しっかりと漂白・除菌するには、キッチンハイターとキッチン泡ハイターを賢く使い分けすることがポイントです!
「キッチンハイター」と「キッチン泡ハイター」の使い分け方
キッチンハイター
液体のキッチンハイターは、つけおきによって広範囲を除菌できるのが強みです。
そのため、ふきんやお弁当箱、食器などを一度につけおき除菌できます。
キッチン泡ハイターと比べると価格がお手ごろで高コスパ。費用面を気にせずに使える点もメリットです。
キッチン泡ハイター
泡の力で汚れを落とせるキッチン泡ハイターは、さくっとお手入れしたいときに重宝します。
たとえば、キッチンのまな板。泡が密着するので、スプレーして流すだけで除菌できます。
キッチンシンクの排水口や三角コーナーなど、手では触りたくないもの・場所のお手入れにも効果てきめんです。
賢く使い分けてお手入れをラクに
キッチンハイターとキッチン泡ハイターは、用途に合わせて使うと家事ラクにつながります。
”お手入れのしやすさ”で使い分けて、掃除に活用してくださいね。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア