とどろきパーク 等々力にバスケゴール 市民要望に応え 利益還元
川崎市の指定を受けて、指定管理者として等々力緑地の再編整備と管理運営を行う川崎とどろきパーク(株)は先月、同緑地催し物広場にジュニア用のバスケットゴール1基を設置した。
川崎市は現在、「等々力緑地再編整備・運営等事業」に取り組んでおり、同社が2023年4月から30年間の管理運営を担う。同事業では、管理運営に際し、生まれた利益の一部を等々力緑地の魅力向上に寄与、還元すること(プロフィットシェアリング)が条件に含まれている。その第1弾として、今回設置したのがジュニア用の移動式バスケットゴールだ。
川崎市によると、市民からの声を市政に反映するために実施している「市長への手紙」で、バスケットゴールの設置に関する要望が多く寄せられているという。
市は、「公園等における若者文化施策」等と連携した施設整備による公園の魅力向上に向けて、市内各区の公園でバスケットゴール設置の実証実験を進めており、中原区内ではまだ実施していなかった。
設置した同社の担当者は「皆さまの日々のご利用により、この度バスケットゴールを設置することができた。ぜひ多くの方にご利用いただければうれしい」と話している。
なお、バスケットゴールの利用は、午前9時から午後5時まで。同広場でのイベント開催時には、利用ができなくなる場合もあり。