三井住友信託銀行 高校で「お金」の大切さ説く 収入と支出、適切な把握を
三井住友信託銀行(株)の社員が市ケ尾高校に赴き、「お金」について教える特別授業が1月20日に行われた。
マネーリテラシーの向上や金融知識について学ぶことを目的に、1年生対象で行われた同授業。たまプラーザ支店、新百合ヶ丘支店、青葉台支店の3人が講師を務めた。今年は1クラスで授業を行い、その他のクラスにはリモートで様子を配信した。
授業では始めに人生のさまざまな場面で多額の費用が掛かることを説明。代表例として住宅購入費用、教育関連費用、老後生活費用を「人生の3大費用」として挙げた。それらの費用の支出に対応するためには「収入と支出を適切に把握することが大切」と話し、家計簿アプリの活用などを推奨した。また、金融資産の管理には「貯蓄」「投資」「投機」があることを挙げ、順を追って解説。それぞれのメリット・デメリットを理解した上で資産を活用する必要があると説いた。
青葉台支店の岩崎誠次長は「最近では、『ローリスク・ハイリターン』などの甘言に騙されてお金を失う人もいる。早いうちから金融知識を身に付けることが大切」と話していた。