小田原市消防団 中村団長が長官表彰
小田原市消防団の中村和久団長が、2024年度消防功労者消防庁長官表彰で功労章を受章した。このほど小田原市役所で、伝達式が執り行われた。同市消防団員で同章の受章は初めて。
中村団長は、1986年に消防団に入団。これまで分団長を2年間、副団長を12年間、団長を5年間務めている(24年3月時点)。長年にわたる活動が認められ、今回功労章が授与された。
伝達式で加藤憲一市長は「地域防災の要として、昼夜を問わず市民の生命・財産を守るために多大なる貢献をされた。今後もその豊富な経験と知識を生かし、地域の防災力向上にお力添えいただければ」と感謝の意を述べた。また中村団長は「皆さんに支えられているからこそ。これからも地域に根差した効果的な活動を続けていきたい」と話した。
功労章は、消防行政への貢献、防火・防災思想の普及啓発などでその実績が特に優秀な消防職員や消防団員に贈られる。24年度の功労章を受章した消防団員は46人で、神奈川県内では2人だった。