水泳で全国・関東へ出場 秦野市内中学生3人
「令和6年度神奈川県中学校水泳競技大会」が7月21日・22日に横浜国際プールで開催され、優秀な成績を収めた市内の中学生3人が関東大会・全国大会にそれぞれ出場を決めた。同県大会は全国大会、関東大会、国民スポーツ大会の予選を兼ねており、記録や順位によって上位大会への出場が決まる。
全国大会に出場するのは、広田優汰さん(南中3年)と矢野仁太(じんた)さん(南が丘中2年)。広田さんは100mバタフライで58秒15のタイムを出し、標準記録の58秒17を突破。県大会5位となり、全国大会への切符をつかんだ。昨年はメドレーリレーで、チームで全国大会に出場している広田さん。「100mバタフライの1種目に全力を尽くして、ベストを出せるようにしたい」と意気込む。
矢野さんは、200mバタフライで2分7秒90のタイムを出し、標準記録の2分8秒97を突破。県大会1位となり、全国大会へ駒を進めた。矢野さんは昨年は同じ種目で関東大会に出場しており、「今年は絶対全国に行くと決めていた。コーチ・先生・家族など、周囲の人に感謝の気持ちを持って大会に挑みたい」と思いを語った。
関東大会に出場するのは、石原愛優(あゆ)さん(東中2年)。石原さんは県大会で上位に入賞したため、100mバタフライと200mバタフライの2種目で関東大会への出場権を得た。「とても緊張すると思うけれど、自分の力を出せるように頑張りたい」と話す。
関東大会は8月9日から11日まで栃木県の日環アリーナ栃木で、全国大会は8月17日から19日まで石川県の金沢プールで開催される。