【京都建築】京都駅前にある近代建築の父・武田五一設計の和風噴水!東本願寺「蓮華の噴水」
汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は下京区、京都駅からも徒歩すぐの場所にある通称『お東さん』で親しまれている東本願寺。その御影堂門前にある和風デザインの噴水。
京都駅前のランドマーク☆東本願寺の優美な噴水『蓮華の噴水』
下京区、JR京都駅から烏丸七条上がった場所にある浄土真宗大谷派の本山寺院『東本願寺』。東本願寺は通称で、ここから西にある西本願寺に対して東に位置することに由来。正式名称『真宗本廟』といい、京都駅前のランドマーク的存在の巨大寺院。
もともと本願寺は、弘長2年(1263年)宗祖・親鸞聖人の遺骨をおさめる廟堂(びょうどう)から発展したお寺。慶長7年(1602年)本願寺は東西両派に分立し、以降現在に至ります。
東本願寺の境内には、巨大な御影堂や阿弥陀堂など歴史的建築物があり、特に御影堂は世界最大級の木造建築の一つとして知られ、多くの観光客が訪れるスポット。
そして東本願寺については、これまで何度かご紹介してきたわけですが、今回は別の視点で。
東本願寺の御影堂門前のお東さん広場(東本願寺前市民緑地)。その中央。
勢いよく水を吹き出す『蓮華の噴水』。
京都市内の公共施設には数々の噴水がありますが、お寺の噴水らしいデザインで他とは違った趣きをかもしています。
じつはこちら「関西近代建築の父」と称され、京都大学建築科教授でもあり、明治後期~昭和初期に関西で活躍した建築家・武田五一氏が設計し、近代日本画の先駆者で京都画壇を代表する大家・竹内栖鳳がデザインしたもの。
なんとも蓮華の花のデザインが優美で、和風感もある噴水。
さらにこちら、琵琶湖疏水から埋設された約4.6㎞の水道管を通ってここまで運ぶ、明治時代に敷設された東本願寺独自の防火用水道『本願寺水道』を通ってきた水。なので、どことなく疏水色の水のようにも見えたり(笑)
それを知ってか知らずか、噴水前ではこの時外国人観光客が日光浴中。背景はガチな日本建築ロケーションでありながら、まるでここはセントラルパーク?的雰囲気でもあり(笑)
さらに、この時は何かイベントがあったようで、なぜか不思議なオブジェを発見。ド根性カエルのぴょん吉Tシャツを着たシュワちゃんオブジェでした(爆)
京都駅からも歩いてスグの場所にあり、歴史的建造物鑑賞として訪れるにも面白いお東さん。ご参考に!
基本情報
名称:蓮華の噴水(東本願寺)
場所:京都市下京区烏丸通七条上る