専業主婦の《リアル貯金額》。夫婦2人なのに食費が7万円……。改善できますか?【FPが解説】
読者から寄せられたリアルな総資産額を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【26歳 女性】
【貯蓄額】26歳、女性の場合
プロフィール
26歳、女性
専業主婦、収入なし
夫(25歳、会社員)と2人暮らし
【相談内容】夫婦2人で食費が7万円もかかっています。
「これから子どもが生まれる予定のため貯金をしたいと思っています。今は夫の給与だけで生活しているので、無駄な出費を減らしたいです。食費が2人で月6〜7万円もかかっているのですが、改善できますか?」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である20代2人以上世帯の貯金額は、平均が249万円・中央値が30万円です。
質問者さんの資産額は730万円で、これは平均貯金額の約2.9倍、中央値の約24.3倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html
毎月の食費を抑えて、無理なく貯金を増やすコツ4選
質問者さんは、これから育児にかかるお金を考え、食費を改善して貯金を増やしたいとお考えなのですね。
今日からでも始められる、食費を見直すための簡単な方法を4つご紹介します。
1. 現状を把握する
食費を抑えるためには、現状を把握することが大切です。
今までの1ヶ月分の食費を見直し、何にいくら使っているのかを確認しましょう。
外食やお菓子、飲み物など、意外と大きな出費があるかもしれません。
2. 週ごとに予算を決めてやりくりする
食材の購入を計画的に行うことで、無駄な出費を抑えることができます。
たとえば、食費の予算を月5万円に決めたら、週ごとに1万円の食費でやりくりするようにしましょう。
余ったお金は、疲れて自炊ができず外食する際などの「食費の予備費」として取っておくと安心です。
3. まとめ買いを活用する
まとめ買いをすることで、余計な出費を防げます。
スーパーに行くのは週に1〜2度と決め、必要な分だけを買う習慣をつけましょう。
さらに、野菜やお肉などを冷凍保存して長持ちさせることで、食材の無駄を減らせます。
4. 外食を控える
外食はどうしても費用がかさむので、控えることで大きな節約が叶います。
食事を楽しみたい特別な記念日などは、自宅でちょっといい食材やお酒を用意してお祝いしましょう。
外食よりもコスパが良いため、満足度の高い時間を過ごせますよ。
これらの方法を取り入れることで、食費を節約しつつ、無理なく貯金を増やせるでしょう。
まとめ
・質問者さんの貯金額は、平均貯金額の約2.9倍、中央値の約24.3倍です。
・食費を改善する方法は「現状を把握する」「週ごとに予算を決めてやりくりする」「まとめ買いを活用する」「外食を控える」の4つです。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。