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佐野史郎、50年来の憧れ・大竹まことと懐かしトーク

文化放送

大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、6月26日の放送に俳優・佐野史郎が登場。50年前が初対面だったという大竹まことと、懐かしい話に花を咲かせた。

壇蜜「(大竹・佐野が)初めて会ったのはどこですか?」

佐野史郎「50年前ですね。高田馬場の(こまば)アゴラ劇場というところで。『表現劇場』っていう劇団があって」

大竹まこと「よく憶えているねえ(笑)」

佐野「僕は10代でした。そういうアングラ演劇をしている人たちに憧れて。大竹さんと、きたろうさんを古関さん、斉木(しげる)さんを斎藤さんといって、この3人が『巌窟王』という芝居をしていて」

大竹「佐野さんは当時、新進気鋭の、ジーパンでシェイクスピアを演じるという舞台でね。そこに田代(隆秀)とか」

佐野「渡辺哲とかとね」

大竹「TBSのディレクターになった人もいるよね」

佐野「田代冬彦。ロミオをやっていました。みんな仲間で」

壇蜜「冬彦さん、っていうとどうしても冬彦さん(ドラマ『ずっとあなたが好きだった』で佐野が演じた役)を……」

佐野「そうそう。彼の名前を貴島誠一郎プロデューサーが、僕と田代冬彦氏を友達だと知らずに、TBSの社員、先輩ということで(つけた)」

大竹「それで“冬彦さん”になって、一世を風靡しました」

佐野「迷惑をかけました、30年も前の話です(笑)」

大竹「佐野さんと当時、そんなに親しくしていたわけじゃないんだけど、なんでだろう。佐野さんが来ると本当に『懐かしい人に会ったな』って」

佐野「思いますよ。(初対面が)50年前だもの。あのころから一緒にいる人は特別な家族というか、あの時代を知っているというだけで……」

大竹「俺たちも海のものとも山のものともわからずに。この先どうなるかもわからない、そんなの知ったこっちゃねえや、みたいに演劇にハマっていた」

佐野「青山の大竹さんのバイト先へ僕も飲みに行ってね。大竹さんがつくったナポリタンを食べたことがある」

壇蜜「え~っ、すごい経験されているじゃないですか」

大竹「素人が見よう見まねでつくったナポリタン(笑)」

壇蜜「おいしかったですか?」

佐野「おいしかった。いつも腹ペコだったからね(笑)」

このあとも大竹・佐野が昔を懐かしみ、6月29日から公開される佐野の出演映画『幽霊はわがままな夢を見る』も紹介した。詳しくはradikoのタイムフリー機能で確認してほしい。

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