二宮町女性コーラス 「ラ コスメア」全国へ 関東大会初出場で快挙
二宮町の合唱団「LaCosmea(ラコスメア)」が、7月6・7日に群馬県で開催された第47回全日本おかあさんコーラス関東支部大会に初出場し、優秀賞に選ばれた。同団は8月24日(土)・25日(日)に北海道で行われる全国大会に出場する。
県大会を通過したアマチュア女声合唱団90団体が出場した同大会。20代〜70代の15人で構成されるラコスメアは、ミサ曲の『グロリア栄光の賛歌』と『アニュス・デイ平和の賛歌』をジャズ調にアレンジして歌唱した。
他団体はソプラノやアルトなどに分かれる中、同団体は全員が高い声域のソプラノを担当。力強い歌声が評価され、初出場で優秀賞を飾った。団員の小島晶子さん(51)は「一体感を出せて歌えた」と振り返る。
創設3年での躍進
同団体はオペラ歌手として活躍する指揮者の、大野光彦さん(67)(二宮在住)の指導を熱望した団員が集まり、2021年に創設。未経験者も多い中、3年で全国大会の切符を手にした。大野さんは「まだ歌声がバラバラになってしまう課題はあるが、全員がハマった時のハーモニーには圧倒される」と話す。
全68団体が出場する全国大会に向けて、団員の丸山雅子さん(74)は「緊張するけれど全国を楽しみたい」と大舞台を心待ちにしていた。