八高線 全線開通から90周年 10月31日まで記念イベント
JR八王子駅と群馬県の高崎駅を結ぶ「八高線」が、今年10月に全線開通から90周年を迎えた。JR東日本では、90年の感謝を込めた記念イベントを10月31日(木)まで開催している。
90周年記念のオリジナルヘッドマークを取り付けた列車が期間限定で運行中。ヘッドマークは八高線エリアで働く社員がデザインしたもので、全2種類。「90」の数字を笑顔のように見せたものと、沿線の歴史や特産品、行事などを盛り込んだデザインがあり、それぞれ列車の両端の先頭車両に掲出されている。
5つの駅を巡る「重ね捺しスタンプラリー」も開催中。八王子駅、拝島駅、東飯能駅、高麗川駅、高崎駅でスタンプを重ねて捺していくと1つのイラストができあがる。すべてのスタンプを集めると、景品引換駅(八王子駅、高崎駅)で90周年オリジナルグッズがもらえる。数に限りあり。また八王子駅、拝島駅、箱根ヶ崎駅、高麗川駅の構内に沿線の幼稚園・保育園の児童が描いた塗り絵も展示されている。
愛される路線に
10月5日と6日には八王子駅で限定駅弁やグッズ販売、撮影スポットなどの記念イベントが催され賑わいを見せた。JR東日本八王子支社の担当者は「八高線は、日頃よりご利用頂いている皆様、地域の皆様に支えられ90年を迎えることができました。これからも皆様に愛される路線であり続けるために、その魅力を発信していきます」と話している。