ジュビロ磐田、番狂わせなるか!ルヴァンカップで湘南ベルマーレと対戦 ハッチンソン監督のコメント
Jリーグ・YBCルヴァン・カップでプレーオフに初進出したジュビロ磐田は6月4日、第1戦を敵地で戦います。相手はJ1の湘南ベルマーレ。1次ラウンド2回戦(4月9日)の清水エスパルス、3回戦(5月21日)のガンバ大阪に続くジャイアントキリング(番狂わせ)なるか。楽しみな一戦を前にジョン・ハッチンソン監督に試合の展望などを聞きました。
一問一答
-戦列を離れていた川崎一輝選手らの復帰や、特別指定選手の吉村瑠晟選手が再合流しました。
常にスカッドをよくできるかということを考えています。まずは、内側から今持っているクオリティーをいかに伸ばしていけるかというところ。そして、移籍市場においていかにこのチームをさらに良くできるかというところです。内側に目を向ければ、いい競争が生まれていると思います。けがから復帰した選手であったり、また瑠晟が大学から来ることはチームの中にチャレンジを促していると思います。
-プレーオフはホーム&アウェーの2試合で戦います。どのようにマネジメントしていきますか。
フィジカル面に関しては、大宮アルディージャ戦はかなりいい状態でプレーできたかなと思っています。今日もトレーニングを見ているといい状態にあると思っています。ここからルヴァンカップ2試合、天皇杯、J2と4試合続くので、選手のフレッシュさが大事です。その中でスカッドにいるメンバーがチームに違いを持たせられるかというところが大事になってくると思っています。もちろん試合に向けていろいろメンバーを変えていきますけど、まだ人数のところは決めかねていますので、トレーニングを見て判断したいと思います。
-湘南の印象は。
非常に危険なチームです。プレシーズンで試合をしたんですが、そこは非常に我々にとっても良いチャレンジになったなと思っています。彼ら特有のスタイルがあって、とにかく人を前に送って、ボックスの中にも人が入ってきたり、いろんな形で攻撃をしてくる危険なチームと思っていますので、試合をどう進めるかが鍵になると思います。1試合目が終わったところがハーフタイムと思っているので、そこをいかにマネジメントコントロールできるか。特にアウェーでの試合にはなるので、守備的にやったり引き分け狙いということはしないんですが、ホームで2試合目を迎えるときに、次のラウンドに進むためのマネジメントがすごい大事なのかなと思います。
-ルヴァン杯を通じてチームは成長していると思いますが、その手応えは。
とにかくカップ戦は楽しめるものかなと思っています。クラブとしても行けるところまで行くということが大事。引き分けがないカップ戦は非常にいいなと思っていて、カップ戦でいいパフォーマンスが見せられているので、それがチーム内の競争をさらに促進してると思っています。チャンスを得る選手もいると思うので、しっかりとそこで良いパフォーマンスを発揮して、ヤマハ(スタジアム)でまた次のラウンドに進めるようにと思っています。