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ベネディクト・カンバーバッチ、SNSは「歳をとるほど、どうでも良くなる」 ─ 「人から期待されたり評価されたりするが、自分でそれを変えることはできない」

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マーベル『ドクター・ストレンジ』などの大作やドラマ「SHERLOCK」ばかりでなく、小規模な作品まで幅広く活躍するイギリスの俳優ベネディクト・カンバーバッチ。日本でのファン層も厚く、2024年12月には「東京コミコン2024」のステージに登場して観客を沸かせている。

©︎THE RIVER

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そんなカンバーバッチは、XやInstagramといったソーシャル・メディアに手をつけていない。SNSに対して冷静な考えの持ち主であるカンバーバッチは、米にて「歳をとるほど、どうでも良くなる」と語っている。

「自分に対する期待、自分に対する感覚、自分の対する評価を持つ観客が存在する。それは彼らのものであり、自分ではそれを変えることも、形作ることもできない」と、SNSを通じて現れる不特定多数の人々のあり方を静観するカンバーバッチ。彼の考え方によれば、何者たりとも自分自身を定義することはできないはずなのである。「僕はまだ、自分でも自分を探している最中。それなのに、人はどうやって僕のことがわかるというんだ?」

SNSを通じてファンとの交流の場として役立てたり、プロジェクトの告知宣伝の場に活用する俳優も少なくないが、カンバーバッチのようにあえて距離を置く者も多い。デンゼル・ワシントンも「私はSNSに加わらない。私は群衆を追わない」とのスタンスを語った。スパイダーマン役のトム・ホランドも、精神衛生のためにSNSの使用を。「刺激が強すぎて、精神的にキツいから。ネットで自分に関するコメントなんかを読むと、気になったり負のスパイラルに陥ったりして、自分の精神状態に大きな悪影響があるんです」。

『キングスマン』シリーズのタロン・エジャトンは、SNSに依存してしまい「今をじっと生き、本を読み、映画を観て、大好きな人たちと一緒に過ごす時間が減っている」と感じてアカウント削除。これに触発され、キャプテン・アメリカ役のクリス・エヴァンスもX(当時Twitter)を。

全く別の理由でSNSから距離を置くものもいる。「ウェンズデー」のジェナ・オルテガは、12歳の頃から男性器の写真をDMで送りつけられるようになり、しばらく後にアカウントを。

映画監督のティム・バートンは、インターネットそのもののようにしている。「インターネットを覗くと、すごく落ち込んでしまいます。暗い穴に落ちていくから怖いんですよ。だから避けるようにしています、いい気分にはなりませんから」といい、現実生活で忙しくしたり、空の雲を眺めるなどして気分よく過ごすよう心がけている。

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