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「それぞれの時間を」義両親と同居することになったものの、関係性が良好なワケ【体験談】

シニアカレンダー

私が27歳で長男を妊娠していたころ、義父が胃がんと診断され、手術を受けたもののすでに手遅れで、余命は1年ほどと告げられました。

義父母と新天地で同居をスタート

義父母はうどん屋を営んでいましたが、店を畳み、私たち家族と同居して生活費を抑えるため、実家を売却し、一緒に今の地域へ引っ越すことになりました。その後、義父は1年半ほどして亡くなりました。  

それぞれの時間を確保するために

義父の死後、義母は毎日弁当を持って外出し、夕方に帰って来る生活を続けています。夫が「このほうが家庭内のもめ事も少なくなる」と考え、そのように決めたからです。私自身も、義母が楽しそうに過ごしていて、家事について細かく口を出されることがないので、心穏やかに暮らせています。  

おかげで親族の関係も良好に

義姉や義妹も、義母が元気に過ごしていることを知っており、私に感謝してくれていると感じます。今でも夫の姉妹や弟との関係はとても良好で、このやり方を選んだ夫の決断を尊敬しています。

まとめ

家事の負担はたしかに増えましたが、兄弟仲が良い状態を保てるのであれば、それも悪くないと思っています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

著者:佐藤うた子/70代女性・主婦

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年4月)

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