40歳、設計職の《リアル貯金額》。物価高もあり食費がかさむ……。節約方法は?【FPが解説】
読者から寄せられたリアルな総資産額を大公開。質問内容から、改善できるポイントがあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【40歳 男性】
【貯蓄額】40歳、男性の場合
プロフィール
40歳、男性
建築業設計、年収640万円
妻(40歳、会社員)、子2人(13歳、11歳)と4人暮らし
【相談内容】物価高もあり食費がかかります……。
「毎月決めた額を貯蓄できているので、収入には満足しています。しかし、物価高もあり毎月食費がかかりすぎているので、節約方法を知りたいです。」
現在の資産額の水準は?
質問者さんと同年代である40代2人以上世帯の貯金額は、平均が889万円・中央値が220万円です。
質問者さんの資産額は3,550万円で、これは平均貯金額の約4倍、中央値の約16.1倍となります。
*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/futari2021-/2023/23bunruif001.html
共働き・子育て家庭のための食費節約術と賢い割り切り方
質問者さんは、毎月の食費がかかりすぎていることにお悩みなのですね。
家計のバランスを保ちながら、無理なく食費を抑える方法をご紹介します。
スーパーのネット通販を利用する
スーパーのネット通販は、食費を抑えるのに効果的です。
店舗に行くと、つい余計なものまで買ってしまいがち。
ネット通販なら自宅で落ち着いて選べるため、必要なものを必要な分だけ買いやすくなります。
一定額以上の購入で配送料が無料になるスーパーもあれば、実店舗と同じ価格で提供しているスーパーもあるので、賢く利用しましょう。
お惣菜や冷凍食品を上手に活用する
共働きで忙しいと外食やデリバリーに頼りがちですが、食費を押し上げる原因になります。
楽しむためなら良いですが、「疲れたから頼る」といった消極的な外食は抑えたいもの。
お惣菜は割高に見えますが、外食よりは安く済みます。
また、冷凍食品をいくつかストックしておけば、手軽に食事を用意でき、外食を減らすのに役立つでしょう。
割り切りも大切と考える
共働きで食べざかりの子どもがいる家庭では、どうしても食費は一定以上かかってしまうものです。
家族の健康や成長を優先するためには、ある程度の食費は必要と割り切ることも大切。
無理に削りすぎるとストレスが溜まり、日々の生活に影響が出ることもあります。
食費を「家族の幸せを支えるための必要経費」として捉え、バランスよく管理しましょう。
まとめ
・質問者さんの貯金額は、平均貯金額の約4倍、中央値の約16.1倍です。
・共働き・子育て家庭の食費管理は「スーパーのネット通販を利用する」「お惣菜や冷凍食品を上手に活用する」「食費は家族の幸せを支える必要経費と割り切る」の3つの方法が有効です。
※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。
◆sino
ファイナンシャル・プランニング技能検定3級 日商簿記検定3級
資産形成や節約に関するアドバイスを得意とし、普段はライターとして活動しています。