新潟県、クマ出没警戒「注意報」を「警報」へ引き上げ 11月30日までを「クマ出没警戒強化期間」に
新潟県庁
新潟県は10月6日、これまで出していたクマ出没警戒注意報を、「警報」へ引き上げた。5日、今年度5例目となるクマによる人身被害発生を受けてのもの。また、6日から11月30日までを「クマ出没警戒強化期間」とする。
県によると、今秋はクマのエサとなるブナの実が不作となっており、冬眠前のクマがエサを求めて人里へ出没する可能性が高いという。また、これまで大量出没した年は、人身被害の多くが9月から11月に集中している。
県では、クマのいるところに近づかないことや、複数人で行動することなど、クマへの警戒と対策を県民に呼びかけている。
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