秋の夜長のお散歩に…♪新神戸駅前にある『連翼亭』は夜に訪れるのがおすすめ 神戸市
暑い暑い夏がようやく終わり、朝・夕はずいぶんと涼しい日が増えてきましたね。
記者はこの時期、仕事終わりや週末にふらっと夜のお散歩へと出かけ、“秋の夜長”を楽しむようにしています。
今回紹介する、新神戸駅のほど近くにある『連翼亭(れんよくてい)』は、夜のお散歩にぴったりなお立ち寄りスポットです。
新神戸駅からは徒歩約3分。2階のバス・タクシー乗り場を南に進み、駐輪場を抜けるとまもなく『生田川公園』に到着します。
生田川沿いを南北に約1.6km伸びる、きれいに整備された公園で、駅側は照明のおかげで夜も明るく、安心してお散歩が楽しめます(もちろん、注意は忘れずに!)。
そんな園内を少し進むと…。
お目当ての『連翼亭』が姿を現しました!ほんのりライトアップされていて、近代的なマンション・ビルの夜景をバックに佇む様子は、なんとも趣があります。
耳をすませると川のせせらぎや虫の声が聞こえてくる静寂さも心地よく、景色をのんびり眺めているだけで、心がホッとリラックスします。そんなチルなひとときが過ごせるのは夜だからこそ。
ここで「そもそも『連翼亭』とはなんぞや」という話をすると、その正体は神戸市と中国・天津市の友好都市提携20周年を記念して、1993年4月に天津市から寄贈された“モニュメント”でした。
中国・清代の宮殿建築様式を取り入れた二つの東屋が連結した構造になっており、「両都市が兄弟のように手を携え、友好をさらに深め、飛躍していく」という願いが込められているそうです。
ちなみに連翼亭と一緒に『百龍嬉水』というモニュメントも寄贈されており、壁面に多数の龍が浮き彫りで表現された様子は、非常に見ごたえがあります。※写真は引きで撮っていてわかりづらいと思うので、ぜひその目でお確かめください(笑)。
『連翼亭』にはベンチも設置されているので、お散歩の休憩地点として利用するのも良し。
記者もまた、気持ちのいい夜風を感じながらまったりとした夜のひとときを過ごしに訪れたいと思います。
場所
連翼亭
(神戸市中央区熊内町4丁目9)