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ニコラス・ケイジがフルスロットルで“狂気”をまき散らす 超緊迫の本編映像解禁『シンパシー・フォー・ザ・デビル』

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ニコラス・ケイジがフルスロットルで“狂気”をまき散らす 超緊迫の本編映像解禁『シンパシー・フォー・ザ・デビル』

ニコラス・ケイジ主演『シンパシー・フォー・ザ・デビル』の本編映像が解禁され、ユヴァル・アドラー監督のインタビュー映像も到着した。

ハイスピード&ノンストップのアクション・スリラー

ニコラス・ケイジがプロデューサーを兼任し、持ち前の“怪優”ぶりを全編フルスロットルで披露する最新作『シンパシー・フォー・ザ・デビル』。

不条理なまでに予測不能のストーリー展開に引き込まれ、随所に炸裂するハードなバイオレンスに息をのまずにいられない地獄のアクション・スリラーだ。

共演は、リブート版『ロボコップ』で一躍ハリウッドスターの仲間入りを果たし、近年もDC大作『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』、ジョン・ウー監督作品『サイレントナイト』(4/11公開)とブレイク中のジョエル・キナマンだ。

『シンパシー・フォー・ザ・デビル』©2023 Sympathy FTD, LLC ALL RIGHTS RESERVED

憩いのダイナーがニックの狂気で一触即発

解禁されたのは、監督肝いりの超緊迫のダイナーシーンの本編映像だ。

車内から一転、ニコラス扮する謎の男と運転手が一休みに立ち寄ったダイナー。穏やかな時間が流れるかと思いきや、男の怒りが突如沸点到達。憩いのダイナーが客と店員も巻き込み、一気に地獄の深夜食堂に。

『シンパシー・フォー・ザ・デビル』©2023 Sympathy FTD, LLC ALL RIGHTS RESERVED

激しい怒声とともに、運転手を殴り倒し、突如取り出した手錠で拘束。さらには銃までおもむろに取り出すという衝撃の展開が待ち受ける。

ユヴァル・アドラー監督インタビュー

本作ユヴァル・アドラー監督のインタビュー映像が到着した。本作の制作とジョエル・キナマン、ニコラス・ケイジの出演が決まった経緯を語っている。

ユヴァル・アドラー監督
実は何年も前に読んだ脚本で、夢中になったよ。本当に気に入ったんだ。心と真実をしっかり描いている一方で、軽くて漫画のような一面もある。現実以上に写実的だ。撮影が早く進んだのはひとえにジョエルのスケジュールが空いていたおかげなんだ。

彼に「ニックに出演してもらうのはどう思う?」と聞いたら、「すごい、最高だ!」と言ってくれた。プロデューサーも大賛成だった。ニコラスに脚本を送ると「気に入った! でもネバダ州に来て撮影してくれ」と。

たった一晩の目まぐるしい話だから、夜に運転する車内が印象に残るように撮影した。ラスベガスの路上のシーンも独特だ。そしてクライマックスのダイナーのシーン。セットの美術が見事だったよ! このダイナーに全てを運び込んで独特の色調と撮り方に仕上げたんだ。

イスラエル出身のユヴァル・アドラー監督による4本目の長編映画となる『シンパシー・フォー・ザ・デビル』。

アドラー監督は、デビュー作『ベツレヘム 哀しみの凶弾』(2013)で、イスラエル情報機関モサドとパレスチナ過激派組織の対立を描き、その後も『ザ・オペラティブ』(2019)ではモサドの女性スパイの潜入劇を、初のアメリカ映画で本作のジョエル・キナマンが出演した『マヤの秘密』(2020)ではホロコーストを生き延びたロマの女性の復讐劇を手がけるなど、特異な社会派スリラーの名手として知られている。

しかし本作は、これまでの作品とは異なり、政治的・歴史的背景を持たず、新人ライターが何年も前に書き上げたオリジナル脚本を基にしたシンプルな設定だ。

一瞬たりとも目が離せないニコラス・ケイジとジョエル・キナマンによる白熱の演技合戦。予測不能なストーリー展開に加え、映像的なインパクトも強烈。90分というコンパクトな上映時間の中に、スリルと興奮の濃密な映画体験が凝縮した、まさにアドラー監督の新境地の一作といえる作品となっている。

『シンパシー・フォー・ザ・デビル』©2023 Sympathy FTD, LLC ALL RIGHTS RESERVED

『シンパシー・フォー・ザ・デビル』は2025年2月28日(金) TOHOシネマズ 日比谷他にて全国公開

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