<親離れの第一歩>お留守番のわが子に「お昼ごはん、自分で買って食べてね」って何歳からOK?
子どもが成長し子育てが少しずつ楽になってくると、「これはそろそろ大丈夫?」と思うことも出てくるでしょう。今回はまさにそのような疑問をもったママからの質問です
『お昼ごはんは自分で買って留守番してね……って何歳からやらせている? 中学生だとまだ少ないかな』
わが子を留守番させるとき、何歳ぐらいから自分でお昼ごはんを調達して食べられるのか。投稿者さんはこの点について疑問をもったようです。何歳ごろからなら問題なくできるのでしょう。
子どもの性格などによることを踏まえて……
『その子によるのでは?』
「〇歳からできる」という判断ではなく、子ども自身の性格によってできる・できないがわかれるのではないかという声が目立ちました。なかにはきょうだいでもできる子とできない子がいるといった声も寄せられていましたので、年齢や学年で判断しないほうがいいのかもしれませんね。また、家の近くに手軽に買い物へ行けるスーパーやコンビニ、ファストフード店があるかどうかなども判断の決め手になりそうです。子どもの性格や能力・特性、ライフスタイルなどによることを前提に、ママたちから「わが子の場合」が寄せられました。
中学生ぐらいなら大丈夫そう?
『中学生ならなんら問題ないと思うよ。むしろできないなら練習しはじめるといいかも』
ママたちからは、小学校高学年ぐらいからできたという声や、大学生からですという声が寄せられていました。おそらく、中学生ぐらいになれば問題なくできるのかもしれませんね。
友だちと外食する子も出てくる
『中学生なら友だちとファストフードとかへ行くんじゃない?』
中学生ぐらいになると、友だちと連れ立ってお昼ごはんを食べに行くなんて子も出てくるかもしれませんね。この場合は、学校の校則なども関係してきそうですから、親が事前に確認しておくとよさそうです。不測の事態が起こった場合でも、事前に親が状況を把握できているほうが安心でもありますし。
お店で食事をする子を見かけるという声も
『お昼代のお金をもたされ、買って食べている子って普通にいるよ。1人でファミレスやラーメン屋で食べている子もけっこう見かける』
なかにはお店に入ってひとりで食事をするお子さんの姿を見かけるという声もありました。いいか悪いかの判断は家庭によって異なるかもしれませんが、判断材料として頭の片隅に置いておいてもよさそうです。
できそうだけれど、あえて“やらせない”選択
買い物ができるお店などがあまりにも遠かったり、治安があまりよくないエリアだったりなどの場合は、できる・できないよりも、あえて“やらせない”といった選択肢も出てくるようです。
『中学生のわが子。ひとりで留守番はできるけど、家にあるもので済ませるタイプ。車社会の田舎だから、コンビニでも徒歩だと遠い』
『中学生だと余裕でできるけど、うちは冷食やカップ麺とかを準備しておいて買い物へ行かなくても済むようにしています』
わが子の性格や特性を考慮すると、ひとりで買ってきたものを食べて留守番ができるのではと考えるママたち。それでもあえてやらせない選択をする声もありました。親の目の届かないところでなにか起きても困りますし、ひとりで買い物へ行かせてムダな買い物をしてしまっても困るからなどでしょうか。また、子どもが買いに行くことを面倒くさがるケースもありそうですね。
子ども自身の特性・能力を見極め、本人に確認を
『年齢で判断するなら中学生だけど、中学生になっても本人が嫌がるなら話し合う』
ママたちの声をまとめると、学年的には小学校高学年ごろから中学生にもなればできるのではないかという流れとなりました。しかし学年や年齢だけでは判断しきれないため、わが子の特性や能力を見極めてから判断したほうがいいのかもしれません。まずは家族が在宅しているときに、子どもに練習させてみてはいかがでしょう。ひとりで買い物へ行き、予算内で購入して自宅で食べる。数回やってみて問題なければ子どもに任せてもいいのかもしれません。ただし、できる・できないの判断に加え、子どもがどうしたいかという“意思確認”も忘れずにしてあげてくださいね。