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<依存にウンザリ……!>息子がママにべったり……旦那は丸投げ「俺じゃムリだよ~!」【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私はユカリ。同じ地元出身の3歳年下の夫・コウスケと結婚し、2年前に待望の息子、ソウタを出産しました。今は時短勤務で働いていますが、仕事と家庭の両立は想像以上の大変さで……。さらにソウタのイヤイヤ期も加わり、てんてこまいの日々です。そしてイヤイヤ期以上にやっかいなのが、ソウタのべったりです。そういう時期だとわかっていても、少しうんざりした気持ちになってしまっています。

自慢ではないですが……コウスケはいい夫だと思います。家事は率先してやってくれるし、休日には、ソウタが楽しめそうな場所に連れて行ってくれます。ただ、イヤイヤ期に入ったソウタに拒絶されるようになったせいか、少しでもソウタが泣いたり、癇癪を起こしていると、その対応を全て私に丸投げしてくるのです。 ソウタは私にべったりくっついて離れようとしません。常にくっついてきて、少しでも姿が見えなくなると号泣! そうなると、必然的にソウタの対応は私の役目になってしまうのです。

リビングに戻ると、コウスケが朝食の準備を始めていました。保育園に行く準備をしている間も、ソウタは私から離れようとしません。ちょっとはおもちゃとかで遊んでいてほしい……。そんなことを思ってしまう自分自身にも嫌悪感を抱きます。

義実家は、わが家から高速を使って車で2時間半の距離です。感染症の流行もあり、義両親に来ていただくことはあっても、ソウタを連れていくことができていませんでした。

義両親もソウタに会えるのを楽しみにしてくれているようですし、コウスケだってソウタを実家に連れて行きたいのでしょう。イヤイヤ期のソウタを連れて、初めての場所で長期の宿泊……。心配はつきませんが、そんなことも言ってられません。

実は今回、帰省するタイミングで、中学校の同窓会が開催されることになっていました。久々に昔の友人たちと会いたいとは思うものの、イヤイヤ期で私にべったり状態のソウタ、そして泣いているソウタの対応を普段からしていないコウスケに預けるのは不安があります。もしも義両親にご迷惑をおかけするようなことになったら……。そんな事態だけは避けたいのです。せっかくの機会でしたが同窓会はまたいつか開かれることでしょう。今回の参加は諦めることにしました。

義姉「アンタも親でしょ?」久しぶりのひとり時間に……ホッ!

ソウタを連れて初めての義実家。義母のお手伝いやソウタのお世話で慌ただしく1日目が過ぎていきました。そして翌朝……。

ミキはコウスケの姉であり、なんと私の中学時代の同級生なのです……! 学生時代は親友と呼べるほど仲がよかったわけではありませんが、小学生の子をもつミキには、先輩ママとしてよく相談にのってもらっているのです。そんなミキが相談なんて、なにがあったのでしょうか……?

ミキから相談なんて……と思っていたら、連れて来られたのは、なんと美容室だったのです!

言われるがままに施術を受けた私でしたが、ヘッドスパやトリートメントを受け、リラックスした時間を過ごすことができました。思い返せば、自分のためにここまで時間を使ったことは出産以来なかったかも……。ソウタから離れて、久しぶりに過ごせた癒しの時間に私自身の心がほぐれていくのを感じました。 美容室が終わると、携帯にはコウスケからの着信が……。

ミキは義理の姉でもあり、学生時代の同級生でもあります。そんな彼女の突然の行動には驚かされました。けれどミキの顔を見て、彼女が意図的に私を連れだしてくれたことを察しました。その後、私たちはランチを食べ、久しぶりにゆっくりショッピングを楽しむことに。今ごろコウスケはちゃんとソウタの面倒を見れているのでしょうか。ソウタのことが心配で落ち着かない反面……子どもがいないことで、じっくりと自分のためだけに時間を使うことができる贅沢を味わうことができたのです。

「じっくり向き合えた」息子と離れた翌日、旦那に変化が……?

義実家に帰ったときには、コウスケとソウタはすでに寝ていました。イヤイヤ期のソウタをお世話するのは大変だったことでしょう。散らかっている部屋を片付けていると、コウスケの奮闘ぶりが伝わってきました。そして翌朝……。

義実家に滞在し、時間が経ったからでしょうか。私にべったりで離れなかったソウタも、義母に遊んでもらって楽しそうにしています。

ソウタを任せっぱなしにしたことを謝ろうとした私でしたが、逆にコウスケに謝られて驚きました。 昨日、ミキが連れだしてくれたおかげで、私は久々にソウタと離れる時間ができました。これまで私にソウタの世話を丸投げだったコウスケは、1人でソウタの面倒を見ることとなり、身を持って育児の大変さを実感したようです。するとそこに……。

昨日のこともあったからでしょう、またしても突然のミキの登場にコウスケは驚いていました。ただ、ミキにはコウスケにしっかりと話しておきたいことがあるようです。

その後、コウスケが私に育児を丸投げしてくるようなことはなくなりました。コウスケがしっかりソウタと向き合うようになったせいか、ソウタも私にべったりくっついてくる時間が減ってきた気がします。寝かしつけはまだ私がおこなっていますが、お風呂はコウスケが試行錯誤しながら入れてくれるようになりました。コウスケがお風呂に入れてくれる時間は、今や私が友人とおしゃべりをする時間に。ほんの少しの時間ではありますが、ストレスが少し軽くなった気がしています。今のコウスケとなら、子育ての大変な日々を2人で乗り越えていけるように思います。


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