消防職105人に無償でインフル予防接種 クリニックに名張市が感謝状
三重県名張市は12月6日、消防職員105人に無償でインフルエンザ予防接種を実施した「はしもと総合診療クリニック」(蔵持町里)に感謝状を贈呈した。同クリニックは2022年から毎年、消防職員への無償接種を実施しており、今年で3年目となる。
この日、市役所で開かれた感謝状贈呈式で橋本修嗣院長(46)は「消防職員の皆さんが少しでも安心して活動できるよう、医療機関として協力できることがあればと思い、続けさせて頂いている。来年もできると思う」と話した。北川裕之市長は「予防接種を受けたことで、支障なく活動できる。本当にありがたい」と感謝を述べた。
市消防本部によると、22年は101人、23年は99人が無償接種を受けた。インフルエンザの予防接種は21年まで、各職員が自己負担で受けていた。