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『ブレイド』を救いたい ─ ウェズリー・スナイプス版脚本家「一体何をやってるんだ?」進まぬ企画に痺れ切らす

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『ブレイド』を救いたい……。(MCU)版『ブレイド』が開発に長年を費やしながら中断状態になっていることについて、1998〜2004年のウェズリー・スナイプス版『ブレイド』脚本家のデヴィッド・S・ゴイヤーが自分に脚本を書かせて欲しいと名乗り出ている。

元祖マーベル映画として今なお崇められるヴァインパイア・ハンターの『ブレイド』をMCUで新たに蘇らせるこの企画は、2019年の夏にマハーシャラ・アリ主演で製作が発表されていながら、6年が経過する現在までに監督降板が相次いだり、企画が白紙に戻されたりと困難な道を辿っている。主演のアリも前監督ととなっており、再開や実現の道筋は一向に見えない。

オリジナル版3部作で脚本を手がけ、『ブレイド3』では監督も務めたゴイヤーは、この状況に痺れを切らしている。米にて「マーベル・スタジオは何をすべきなのでしょうか?」と尋ねられると、「連絡してくれ」と名乗り。もしもオファーがあれば執筆するかとの問いには「やりますよ」と意欲を示した。

「キャラクターのことはずっと大好きだし、彼が大好き。側から見ていて、“一体何をやっとるんだ?なんでこんなに時間がかかってる?”とずっと思っています。私自身、マーベルの大ファンですから、完全に困惑ですね。」

『ブレイド』のみならず、ゴイヤーは『ダークナイト』3部作や『マン・オブ・スティール』(2013)などアメコミ作品での執筆歴多数。一方、MCU版『ブレイド』では何人もの脚本家が手を加えており、『サンダーボルツ*』のエリック・ピアソンも参加しているという。

「私たちは『ブレイド』に全力を注いでいます。このキャラクターを愛していますし、マハーシャラ(・アリ)の解釈が大好きです」とマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は2024年11月にが、その後も具体的な進捗は聞こえず。MCUは2026年の『/ドゥームズデイ』で大きな転換を迎えることとなりそうだが、果たしてブレイドの立場は。キャラクターに古き馴染みを持つゴイヤーは引き続き展開を見守ることとなるのか、それとも……?

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