三重出身の音楽家3人 伊賀で初コンサート 24日に青山ホール
愛知県内を中心に活動する三重県伊賀市出身のピアニスト河内みくさん(27)ら、県出身の音楽家3人によるユニット「eimis Trio(エイミストリオ)」のコンサートが、11月24日に同市阿保の青山ホールで開かれる。
メンバーは河内さんの他、バイオリンは鈴鹿市出身の飯田桐乃さん(26)、チェロは津市出身の溝口琴音さん(22)。3人とも愛知県立芸術大学の卒業生で、ユニット名は3人の出身地と三重から付けた。今年4、10月に名古屋市内でコンサートを開いており、伊賀地域では初めての開催となる。
演目は、メンデルスゾーン作曲「ピアノ三重奏曲第1番ニ短調」、ハイドン作曲「ピアノ三重奏曲第39番ト長調『ジプシー』」などを予定。
河内さんは昨秋、姉の楓さんと同ホールでデュオリサイタルを開くなど、地元での演奏機会を大切にしているといい、「地域によってはクラシックをしっかり聴ける機会が少なかったり、編成が偏ったりすることも多い。幅広い世代の方に聞きやすい曲を提供しつつ、私たちが専門的に学んできたクラシックをしっかり伝えたい」と抱負を語った。
コンサートは午後2時開演で、入場料は一般2000円、中学生以下1500円。当日は500円増し。チケットの申し込みは溝口さんへ電子メール(kotonemizo.cello@gmail.com)で。
問い合わせは河内さん(090・8187・3955)まで。