卓球の国際大会で快挙!直江津東中3年生 吉田蒼さん
今年7月に中国で行われた卓球の国際大会で、直江津東中学校3年生の吉田蒼さんが、日本代表として15歳以下の男子団体に出場して優勝するなど活躍しました。開催地、中国など世界の並みいる強豪を押さえての快挙です。
吉田蒼さんは7月、日本代表としてアジアユース卓球選手権大会15歳以下の男子団体に出場し、金メダルを獲得したほか、シングルスでも3位に入りました。さらに8月、スロベニアで開かれた大会のシングルスで優勝するなど快進撃が続きました。
吉田蒼さん
「国際大会で取ったメダルなので結構重い。アジアユースは初めてで、国際大会で団体優勝ができてシングルスでもベスト4(3位)に入ることができたので印象に残っている」
特に印象に残っているのは、団体の準決勝、強豪の中国との対戦です。団体戦のメンバーは5人で、先に3勝したほうが勝ちます。日本は2敗で追い詰められ、吉田さんは3番手として出場しました。吉田さんもセットカウントを2つ取られて追い詰められますが、そこから粘りのプレーで逆転勝ちします。このプレーがチームに勢いをもたらし、このあとの2人が連勝して決勝へ。決勝はイランにストレートで勝ちし、金メダルに輝きました。
吉田さんは小学1年生から卓球をはじめ、地元のジュニアクラブで活動してきました。小学4年生からは、レベルアップを目指して全国大会の常連校、柏崎市の新潟産業大学附属高校に通って、格上の高校生を相手に腕を磨いてきました。その甲斐あって、去年には全国大会で準優勝し、4月に日本代表入りを果たしました。
海外の選手と互角に戦ったことで自信が付いたという吉田さん。次の目標はアジアから世界です。
吉田蒼さん
「いつも練習してくれる高校生や社会人、コーチ、親に感謝したい。11月に世界ユースがある。団体で優勝できるよう頑張りたい」