ほうじ茶が富士の新たな顔に!老舗レストランが香り高いシロップも開発、ラテやプリンに
誰でも簡単に淹れられるほうじ茶
富士山のふもとに位置する富士市は、静岡県内でも有数のお茶の生産地です。今、富士市では全国で初めて「ほうじ茶」をブランド化する取り組みを進めているんです。
JR富士駅前の老舗レストラン「名花堂(めいかどう)」。富士市の新名物を使ったデザートを提供しています。
名花堂の店員:ほうじ茶ラテコーヒーゼリーです
富士市農政課・大箸理沙さん:ありがとうございます。ほうじ茶の香ばしいかおりがすごくして、コーヒーの苦味とシロップの甘味がマッチして美味しいです。
今、街をあげてイチ押ししているのが「ほうじ茶」。
県内の他のお茶どころとの差別化を図り、富士市の茶産業を活性化することが狙いです。
富士市農政課・大箸理沙さん:緑茶だと60度で淹れるのがおいしいと言われていますが、ほうじ茶だとこういう熱湯で淹れていただくのが美味しいので、誰でも簡単に淹れることができます。
熱湯で香ばしさが引き立つんです。ほうじ茶は茶葉を焙煎したもの。茶業界を盛り上げるカギとして注目されています。そんな中、名花堂が開発したのが「ほうじ茶シロップ」です。
名花堂・野口幸次店主:手探りでこのシロップを作りました。濃縮タイプで香りが凄く強く出ているので、他のシロップよりも味が濃くなっています。
100%地元の茶葉を使ったこのシロップをアレンジした様々なメニューを提供しています。
名花堂・野口幸次店主:「富士と言ったらなんですか?」と言われたときに、ほうじ茶だね」って言われるような活気付ける起爆剤になればと思います。
ほうじ茶は富士市の新たな顔になりそうです。