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白子漁港釣り桟橋で投げサビキに挑戦【三重】単発回遊を拾ってウルメイワシ&サッパ確保

TSURINEWS

白子漁港釣り桟橋でキャッチしたウルメイワシ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

三重県鈴鹿市の白子漁港釣り桟橋を再訪した。満潮から下げに移る朝マヅメを狙って投げサビキで挑んだが、序盤はウルメイワシの回遊がなかなか続かず、単発のヒットに一喜一憂する展開となった。それでもタナを上層に絞り、サオ下を丁寧に探ると徐々に反応が出始め、ウルメイワシに加えてサッパも登場。終わってみればウルメイワシ7匹とサッパ1匹を確保し、厳しさの中にも味のある秋の投げサビキ釣行となった。

白子漁港釣り桟橋で投げサビキ釣り

10月27日に三目釣りを楽しんだ三重県鈴鹿市の白子漁港釣り桟橋だが、11月5日に再び訪れた。前回の潮回りは小潮だったが、今回は大潮で満潮は午前5時35分。満潮から下げに入る朝マヅメを狙い、明るくなってきた午前6時前に到着した。

いつもは混雑している白子港緑地の駐車場だが車が少ないので不安がよぎる。道具を持って釣り桟橋へ向かうと、先端にサビキの人が2人だけ。話を聞くと「駄目だよ〜」の返事にガッカリしたが、諦めずサオを出そうと隣に入って投げサビキ仕掛けを準備する。

当日の釣り場(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

コマセは使わず

ここではアミエビのコマセを使う人もいるが、ほとんどの人はコマセを使わずサビキの上下に魚型の集魚板を付けただけのシンプルな仕掛けだ。先客がサオ下でウルメイワシを単発ながらヒットさせたのを見て、私もサオ下を狙ってみる。

ウルメイワシ手中

オモリが着底したら少し持ち上げ、サオを軽くチョーンチョーンと上下して誘っていく。大きくサオをしゃくると上の魚型集魚板が海面に見えるほど水深は浅い。オモリが底をたたくイメージで誘っていると、プルプルと穂先が震えてウルメイワシがヒット。上バリに1匹躍っていた。

ウルメイワシが回遊しているタナは上層だと判断し、集魚板が見えるか見えないかぐらいの所で誘っているとヒット。海中で2つの魚影が光ったが、抜き上げると1匹外れて海へ帰っていった。

キャッチしたウルメイワシ(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

なかなかアタリが続かない

ようやくウルメイワシが回遊してきたとヤル気が出たが続かない。周りの人のサオも曲がらないので投げサビキに変更。軽く投げ込んで少し仕掛けを沈め、イトふけを取ってサオ先でしゃくりながらリールを巻く。手前まできたらサオ下も誘い、アタリがなければ再度投げてを繰り返す。

時間とともに人が増えてにぎやかになった。投入を続けていると、サオ下でプルプルとアタリが出てシングルヒット。周りからは「1週間前はもっと釣れたのに」と嘆きの声が聞こえてくる。

釣り人が1人、2人と少なくなり、午前7時を回ると私だけになってしまった。曇天の空を海鳥の群れが飛んでいくのを見ながら、ヒット率の高いサオ下を狙う。

最終釣果

ゆっくり移動しながら誘っているとポツリポツリとヒット。ウロコの剥がれたウルメイワシのきれいな背の青色に見惚れてしまう。海面で飛び跳ねてサッパがヒット。喜んだが、すぐに静かになってしまった。

当日の釣果(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

粘釣したが完全にアタリが止まり、午前7時半すぎにウルメイワシ14〜16cm7匹とサッパ1匹をキープしてサオを収めた。貧果だったが、夕食にはサバのみそ煮ならぬウルメイワシのみそ煮をおいしくいただいた。

ウルメイワシのみそ煮(提供:週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩)

<週刊つりニュース中部版APC・伊藤拓摩/TSURINEWS編>

この記事は『週刊つりニュース中部版』2025年11月28日号に掲載された記事を再編集したものになります。

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