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「やっぱりにおうな…」季節に合わせた服装よりもお風呂に入れているか心配 #母の認知症介護日記 186

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アルツハイマー型認知症になった実母のことや、アラフィフ主婦の日常をあれこれ書き連ねるワフウフさん。自身の体験をマンガにしています。

以前から、母・あーちゃんのことを地域包括支援センターの担当者に相談していたワフウフさん姉妹。しかし、担当者から「あーちゃんにとって一番良いプランを考える」と言われたきり、2カ月も放置されている状態……。その間にも認知症がどんどん進行していることに焦りを感じ、離れて暮らしながらの介護に限界を感じ始めていたこともあり、ワフウフさん姉妹は「もう待っていられない!」と自分たちであーちゃんの施設入居に向けて動き出しました。

服装よりも気になるのが…

高齢者住宅紹介所から紹介されたのは、老人ホームと高齢者向け住宅。入居金の有無は異なりますが、月額料金はどちらも大きくは変わりません。早速見学予約を入れ、まずはAホームを見学することにしました。想像以上に明るい雰囲気で、介護士さんの目が行き届いている様子にワフウフさん姉妹は安心しました。姉・なーにゃんの家から近いこともあり、唯一空いていた1室を仮押さえしてもらいました。

このところ、あーちゃんは同じ服を繰り返して着ることが多くなってきました。しばらく白と黒のセーターを着ていたのですが……。

一時期、調子が良くなったと思ったときには、ベージュのセーターにチェンジ!

しかし、調子が落ち込んできたと思ったら、セーターも白と黒のものに戻りました。

それでも、季節の変化は感じているようで、冬から春になるころには薄手のニットのアンサンブルに変わりました。オシャレでよく似合っていたのですが……。

足元から長ズボンがのぞいてしまっています(笑)。

そして、暑いとか寒いといった感覚も鈍っているようで、寒い日でもアウターを着ないで登場することもしばしば……。

でも、それよりも気になるのが、あーちゃんから放たれる臭い。お風呂……ちゃんと入っているのかな……??

認知症が進行していくにつれて、あーちゃんは同じ服を繰り返し着ることが多くなってきました。もともとオシャレで、クローゼットを閉められないほど洋服を持っているのですが、だんだんとクローゼットの奥にしまってある洋服や、引き出しの中に入っている洋服を探し出すことができなくなってきたようで、見てすぐに確認できる場所に掛けてある洋服ばかりを着るように……。

そして、季節の変化は感じているようなのですが、寒さや暑さといった感覚がだいぶ鈍くなっているのか、季節に合わせた服装が難しくなってきています。それでも、出掛けるときに着替えるというのを忘れていないだけ、まだマシなのかもしれません……。

ただ、最近あーちゃんに会うと「におい」が気になるようになってきました。お風呂には、ちゃんと入れているのか……服装よりもそっちのほうが気がかりです。

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認知症の進行とともに服装に変化が現れるのは理解できますが、寒さや暑さといった感覚も鈍ってくるものなのですね……。気温と服装がたとえ合っていなかったとしても、あーちゃんにはいつまでもオシャレ心を失わずにいてほしいと思いますが、それよりもまず、お風呂に入っているかどうかは早めに確認したいところですね。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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